2020年3月27日よりソフトバンクの5Gサービスがはじまりました。
ただ、5Gエリアは一部のスポットでしか対応しておらず、ほとんどの場所ではしばらく4G LTEと併用してサービスを利用することなりそうです。
とはいえ、噂段階ではありますが、今年秋ごろの新型iPhoneも5Gに対応することが囁かれており、5Gエリアは徐々に拡大中ですから、近い将来、5Gサービスがもっと身近なものになることは間違いありません。
現在、ソフトバンクの5Gスマホ向け料金プランは、メリハリプラン、ミニフィットプラン、スマホデビュープランの3タイプが提供されています。
ソフトバンクの「5G基本料」は、これらの料金プランに月額1,000円加算することで5Gサービスを利用できる仕組みです。
さらに、2020年8月31日までの申し込みであれば、期間限定で5G無料キャンペーンが適用され、最大2年間(25ヶ月)5G基本料を実質無料で利用できます。
5Gスマホの利用を検討している方は、5G無料キャンペーン提供期間中は4Gスマホの基本料と変わらない料金で5Gが使える、という点を忘れずにいたいところです。
まだまだ対応機種も多いわけではなく、エリアも今後順次拡大していくところですが、いち早く5Gサービス・5G基本料の仕組みを理解し、申し込み時に備えておきたいところです。
関連記事:「ソフトバンクの2020年春夏モデル! 新機種5Gスマホまとめ!」
目次
5G基本料の概要
「5G基本料」とは、ソフトバンクで5G対応機種を利用する場合に、月額1,000円を基本料に加算することで5G通信を使うことができるサービスです。
ソフトバンクの5Gプランは、専用の料金プランが用意されているわけではなく、従来の料金プランにオプションのような形で「5G基本料」を追加して利用する、といったイメージです。
ちなみに、現在のソフトバンクの料金プランは「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」「スマホデビュープラン」の3つが提供されており、5G対応機種においてはこれらの料金プランに5G基本料(1,000円/月)を加えるだけで利用できます。
とてもシンプルな設計です。
5G基本料の適用条件
それでは次に、5G基本料の適用条件(加入条件)を確認します。
5G基本料は、ソフトバンク5G対応スマホの購入と同時に新規契約・機種変更・契約変更した場合に、対象の料金プランに加入することで自動適用となります。
ここで言う対象の料金プランとは、以下の①と②を組み合わせたプランです。
①「基本プラン(音声)」または「基本プラン(データ)」
②「データプランメリハリ」、「データプランミニフィット」、「データプラン1GB(スマホ)」、「データプラン1GB(ケータイ)」、または「データシェアプラス」
つまり、上記に組み合わせによるメリハリプラン、ミニフィットプラン、スマホデビュープラン、いずれかのプランに加入すると、5G基本料が自動適用されます。
一方、ソフトバンクの5Gスマホを購入せず、USIMカードを単体契約(3G 通信サービス、4G 通信サービスおよび5G 通信サービス間の契約変更)する場合でも、ソフトバンク5G対応機種を持ち込むことで5G基本料に加入することができます。
5G無料キャンペーン適用で5G基本料が最大2年間実質無料
ソフトバンクの5G基本料は、期間限定で提供中の「5G無料キャンペーン」によって最大2年間実質無料で利用することができます。
具体的な特典内容は、5G基本料の月額利用料 (1,000円/月)を最大25ヵ月間無料(申し込み初月から適用)にするといったものです。
5Gスマホでも最大2年間は従来の4Gプランと実質同額で利用できるのは非常にありがたいところです。
ちなみに、申し込みは2020年3月27日(金)から2020年8月31日(月)までの期間限定となっているため、ソフトバンクで5Gを申し込むならキャンペーン提供期間中が断然おすすめです。
なお、5G無料キャンペーンは、5G基本料申し込み時に自動適用されます。
特別な適用条件はありません。
5G基本料の料金シミュレーション
ここからは、メリハリプラン、ミニフィットプラン、スマホデビュープランに5G基本料を適用した場合の具体的な料金シミュレーションを行います。
メリハリプランの場合
基本プラン | 980円 | |
データプランメリハリ | 6,500円 | |
5G基本料 | 1,000円 | |
5G無料キャンペーン | △1,000円×最大25ヶ月 | |
動画SNS放題の対象サービスを含むデータ利用が2GB以下の場合 | △1,500円 | |
半年おトク割(最大6か月間) | △1,000円×最大6か月 | |
おうち割光セット | △1,000円 | |
みんな家族割+ | 0円~△2,000円 | |
合計 | 動画SNS放題の対象サービスを含むデータ利用が2GB以下の場合 | 最安1,980円~3,980円+α |
動画SNS放題の対象サービスを含むデータ利用が2GB超の場合 | 最安3,480円~5,480円+α |
ミニフィットプランの場合
基本プラン | 980円 | |
データプランミニフィット | 3,000円(1GB未満)、5,000円(2GB未満)、6,500円(5GB未満)の3段階 | |
5G基本料 | 1,000円 | |
5G無料キャンペーン | △1,000円×最大25ヶ月 | |
半年おトク割(最大6か月間) | △1,000円×最大6か月 | |
おうち割光セット | △1,000円 | |
みんな家族割+ | 割引なし(家族回線数にはカウント) | |
合計 | 1,980円~7,480円+α |
スマホデビュープランの場合
基本プラン(音声) | 980円 |
---|---|
データプラン1GB(スマホ) | 1,500円 |
準定額オプション+ | 800円 |
5G基本料 | 1,000円 |
5G無料キャンペーン | △1,000円×最大25ヶ月 |
1年おトク割 | △1,000円×12ヵ月 |
小容量割 | △1,300円 |
合計 | 980円〜(14ヶ月目以降1,980円〜、26ヶ月目以降2,980円〜)+α |
各料金プランに5G基本料を適用した場合の金額は、メリハリプランが最安1,980円〜、ミニフィットプランも最安1,980円〜、スマホデビュープランは最安980円〜です。
ただし、上記の最安金額はあくまで全ての割引を適用した場合のシミュレーションです。
実請求額はユーザーの契約状況/利用状況によって異なります。
また、これらの金額とは別に、通話料・オプション・端末割賦金などの金額が加算されますのでご注意ください。
各料金プランの詳しい解説や、各割引の仕組みについては別記事にまとめておりますので、あわせてご確認ください。
ソフトバンク5Gエリアも要確認!
ソフトバンクの5G基本料に興味がある方は、同時に「5Gの世界を体験したい」「5G対応スマホを使いたい!」という目的を持っている方が多いかもしれません。
2020年3月27日にソフトバンクの5Gサービスが提供開始しましたが、当面まだまだ5G対応エリアは限定的で、今後徐々に拡大していくだろうというのが正直なところです。
現時点では、せっかく5G基本料を契約しても、ほとんどのエリアで4G LTEと併用した利用となります。
ソフトバンクのエリアマップで普段よくスマホを利用する場所が5G提供エリアかどうかを確認した上で、5Gスマホの契約を吟味するのも良いかもしれません。
ソフトバンクの5G対応スマホをチェックしたい
現在、ソフトバンク5G対応スマホは「AQUOS R5G」「ZTE Axon 10 Pro 5G」「LG V60 ThinQ 5G」「OPPO Reno3 5G」の4機種が発表されています。
現時点では、5Gエリアが一部に限定されている点は気がかりですが、それよりも先に新機種に魅力を感じて、後発的に5G基本料について気になった、という方もいらっしゃると思います。
ソフトバンク5G対応スマホはどの機種も秀でた特徴をもっていますが、共通して超高画質カメラ、大容量バッテリーの大幅な進化を感じます。
関連記事に5G対応スマホの特徴の詳細をまとめていますので、あわせてご確認ください。