ついにソフトバンクより、次世代通信方式「5G」に対応するスマホのラインナップのひとつとしてZTEコーポレーション製「ZTE Axon 10 Pro 5G(ゼットティーイー・アクソン・テン・プロ・ファイブジー) 」の発売が決まりました。
ソフトバンクの「ZTE Axon 10 Pro 5G」は2020年3月6日より予約受付開始、2020年3月27日発売開始で、発売日同日にはソフトバンクの5G商用サービスである「SoftBank 5G」も提供開始となります。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」は、大容量バッテリーと高画質カメラで最大8K動画を撮影できるのが特徴で、画面の両端まで有機ELディスプレイが筐体を巻き込むように覆っています。
ハイスペックモデルでありながらも、ソフトバンクの「トクするサポート+」の活用で手ごろな価格で購入できるのも魅力的です。
本記事では、ソフトバンク版「ZTE Axon 10 Pro 5G」の詳細を確認しつつ、ソフトバンク5Gのサービス内容についてご紹介します!
目次
- 1 「ZTE Axon 10 Pro 5G」のデザイン
- 2 「ZTE Axon 10 Pro 5G」のカメラ性能
- 3 「ZTE Axon 10 Pro 5G」のCPUやメモリ性能
- 4 大容量バッテリーだからコンテンツを1秒でも長く楽しめる
- 5 防水/防塵/耐衝撃には非対応だから要注意!
- 6 「ZTE Axon 10 Pro 5G」のスペックまとめ
- 7 「ZTE Axon 10 Pro 5G」は5G対応スマホだが、ミリ波非対応
- 8 ソフトバンクの5G提供エリアについて確認
- 9 「ZTE Axon 10 Pro 5G」はトクするサポート+対象!
- 10 「ZTE Axon 10 Pro 5G」を購入するならソフトバンクオンラインショップの活用を忘れずに!
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のデザイン
ソフトバンク版「ZTE Axon 10 Pro 5G」のカラーは、ブルーのみの提供です。
もともと、ZTE社が発表しているグローバルモデルでもブルー一色でしたが、ソフトバンクでも順当に1色展開です。
本体サイズは横73×縦159×厚み7.9mmで、重量は約176gです。
ディスプレイには有機ELディスプレイを採用し、解像度はフルHD+(2340×1080ドット)で鮮やかな色合いを表現します。
この有機ELディスプレイが本体の左右をサイドボタンぎりぎりまで覆いつくしており、コンテンツの没入感を高めてくれそうです。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のカメラ性能
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のアウトカメラは、標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズのトリプルレンズを搭載しています。
これらのレンズは、光学ズーム3倍、デジタルズーム20倍に対応し、細部まで精確に撮影できます。
アウトカメラの有効画素数は、それぞれ約4800万画素の標準カメラ+約2000万画素で125度の視野角をもつ広角カメラ+約800万画素の望遠カメラで構成されており、従来のスマホと比較しても見違えるほど高精細な写真を残すことができるようになります。
ちなみにインカメラの有効画素数は約2000万画素を備えているため、セルフィーショットも見違えるほど美しく撮影できます。
また、AIが被写体や撮影シーンを認識して自動調整するので、背景をぼかした印象的な写真もかんたんに撮影することが出来ます。
さらに、動画撮影においては8Kビデオ(8000×6000ドット)に対応し、もはや肉眼で見るよりも綺麗な動画を撮影することが出来ます。
ただ、唯一残念なのが「ZTE Axon 10 Pro 5G」のカメラに手ブレ機能が搭載されていない点です。例えば、動きの速い被写体を動画撮影するときに、滑らかな動きを撮影することが難しいでしょう。
とは言っても、従来のスマホと比較して高画質に進化していますので、写真をメインに利用するユーザーとしては申し分ないカメラスペックです。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のCPUやメモリ性能
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のCPUはQualcomm(クアルコム)社製のSnapdragon 865(
これだけ高い性能を実装していますので、ソフトバンクが新たに提供するエンタメサービス「5G LAB」でAR、VR、FRコンテンツを楽しむ際も、十分満足に楽しめそうです。
大容量バッテリーだからコンテンツを1秒でも長く楽しめる
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のバッテリーは4000mAhを搭載しております。
少し前の端末では2,000~3,000mAh程度が主流だったことを考えると、大容量のバッテリーを搭載していることが一目瞭然です。
これだけ大容量バッテリーであれば、好きなコンテンツをこれまでのスマホよりも1秒でも長く楽しむことが出来そうです。
防水/防塵/耐衝撃には非対応だから要注意!
今ではほとんどのスマホで当然のごとく搭載されている防水/防塵/耐衝撃機能ですが、「ZTE Axon 10 Pro 5G」には残念ながらこれらすべてが非対応です。
例えば、自宅でゆったり湯船につかりながら5Gの高速通信で好きなコンテンツを楽しもうとしても、「ZTE Axon 10 Pro 5G」には防水性能がないため、本体内部に水分が侵入し、故障の原因になりかねません。
水分、ほこり、大きな衝撃には十分注意を払って利用することが望ましいです。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」のスペックまとめ
ソフトバンクの「ZTE Axon 10 Pro 5G」のスペックについてまとめてご紹介します。
製品名 | ZTE Axon 10 Pro 5G(ゼットティーイー アクソン テンプロ ファイブジー) | |
発売日 | 2020年3月27日(2020年3月6日午前10時予約開始) | |
OS | Android™ 10 | |
サイズ | 約73×159×7.9mm | |
重量 | 約176g | |
ディスプレイ | 約6.4インチ有機ELディスプレイ、フルHD+(2340×1080ドット) | |
CPU | SDM865(オクタコア)2.8GHz+2.4GHz+1.8GHz | |
RAM | 6GB | |
ROM | 128GB | |
外部メモリーカード | microSDXC(最大2TB) | |
最大下り通信速度 | 5G:2.0Gbps、4G:988Mbps | |
最大上り通信速度 | 5G:103Mbps、4G:46Mbps | |
VoLTE |
対応(ただし、VoLTE(HD+)は非対応) | |
アウトカメラ | 標準カメラ | 約4800万画素 |
広角カメラ | 約2000万画素(視野角125度) | |
望遠カメラ | 約800万画素 | |
インカメラ | 約2000万画素 | |
カメラ機能その他 | ライト対応、オートフォーカス対応、手ブレ非対応、8K動画撮影(8000×6000ドット)対応 | |
ワンセグ/フルセグ | 非対応 | |
おサイフケータイ® |
非対応 | |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6対応(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)、対応周波数5GHz/2.4GHz | |
Bluetooth | 5.0(対応プロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HID、HSP、OPP、SPP、HID、PBAP、PAN) | |
バッテリー容量 | 4000mAh | |
防水/防塵/耐衝撃 | 非対応 | |
テザリング接続台数 | 最大10台 | |
生体認証 | 指紋認証(ディスプレイ内) | |
USBタイプ | USB Type-C |
ソフトバンクの「ZTE Axon 10 Pro 5G」は、5G対応、高性能CPU、高画質カメラという点で性能に申し分ありません。
ただ、防水/防塵/耐衝撃が非対応という点は注意しておきたいポイントです。
また、日本の独特な文化のもとに普及してきたワンセグ/フルセグ/おさいふケータイなども非対応という点は、さすがグローバル企業の製品だなという印象です。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」は5G対応スマホだが、ミリ波非対応
いよいよソフトバンクで商用サービスとして「SoftBank 5G」がはじまります。
改めて5Gの特徴をおさらいすると「高速大容量通信」「高信頼・低遅延」「多数同時接続」という3つの大きな特徴があります。これら3つの特徴のうち「高速大容量通信」のカナメとなるのが「ミリ波」の存在です。
もともと、ソフトバンクは総務省から5Gサービスを開始するにあたって、28GHz帯の高い周波数帯(ミリ波)と6GHz未満の低い周波数帯(sub-6)の2種類が分け与えられています。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」は、ソフトバンク5Gのミリ波には非対応で、sub-6のみ対応です。
→「ZTE Axon 10 Pro 5G」の対応周波数一覧はこちら
ミリ波は、従来のモバイル回線で利用されてきた周波数よりも遥かに高い周波数で、大容量の無線伝送に適しています。
ただし、ミリ波は周波数が高く、光の性質に似ており直進方向への推進力が高い反面、建物などの遮蔽物があると電波が届きにくくなる性質があります。
このミリ波で届かないエリアをカバーする為に、周波数が低いsub-6で補うイメージですが、「ZTE Axon 10 Pro 5G」はミリ波非対応で、sub-6のみの対応となっています。
とは言っても、「SoftBank 5G」のエリアはまだまだこれから順次拡大予定なので、当面の間はミリ波のサービス展開も時間を要しますから、特に気に留める必要もないでしょう。
ソフトバンクの5G提供エリアについて確認
ソフトバンク版「ZTE Axon 10 Pro 5G」の購入を検討するユーザーの多くは「5Gの世界を体験したい」という目的を持っている方がほとんどではないでしょうか。
2020年3月27日にソフトバンクの5Gサービスが提供開始となりますが、当面まだまだ5G対応エリアは限定的で今後徐々に拡大していくだろう、というのが正直なところです。
ソフトバンクのエリアマップで普段よくスマホを利用する場所が5G提供エリアかどうかを確認した上で「ZTE Axon 10 Pro 5G」の購入を検討するのも良いかもしれません。
「ZTE Axon 10 Pro 5G」はトクするサポート+対象!
ソフトバンクの「トクするサポート+(プラス)」は、2020年3月27日より開始される、スマホ端末の負担額が最大半額免除されるお得なプログラムです。
これまでソフトバンクで提供されてきた同等のプログラムの歴史をたどると、2017年9月に「半額サポート」が提供開始され、2019年9月に「トクするサポート」へサービス変更された後、今回新たに「トクするサポート+」へ変更されることとなります。
新しいトクするサポート+は、従来のトクするサポートと比べて、プログラム料が不要になり、なおかつ特典の選択肢が増えるというバージョンアップが施され、これまでよりも圧倒的にお得でわかりやすい内容に変更されます。
今回の「ZTE Axon 10 Pro 5G」も、トクするサポート+対象機種です。
ハイスペックモデルはやはり販売価格が高額ですから、トクするサポート+を活用してオトクに「ZTE Axon 10 Pro 5G」を手に入れたいものです。
関連記事:「ソフトバンクの「トクするサポート+(プラス)」をわかりやすく理解する!」
「ZTE Axon 10 Pro 5G」を購入するならソフトバンクオンラインショップの活用を忘れずに!
「ZTE Axon 10 Pro 5G」をお得に購入する為には、先述した「トクするサポート+」の活用と合わせて、ソフトバンクオンラインショップで購入することを忘れてはいけません。
ソフトバンク版「ZTE Axon 10 Pro 5G」の販売価格は89,280円(税込)ですが、ソフトバンクショップ店頭や家電量販店などで購入すると、この金額に頭金が加算されて販売される場合があります。
頭金そのものは数千円~10,000円程度が相場ですが、オンラインショップで購入する場合は、この頭金が不要となります。
つまり、店頭価格よりもオンラインショップ価格のほうが安く購入できる可能性があるので、「ZTE Axon 10 Pro 5G」をお得に購入するならソフトバンクオンラインショップを確実に活用していきましょう。