ソフトバンクまとめて支払いは、スマホゲームで課金したり、その他有料コンテンツを購入したお金をソフトバンクの利用料とまとめて支払うことができるサービスです。
従来のソフトバンクまとめて支払いは、スマホやiPhone、パソコンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどの代金、App Store、Apple Music、iTunes Store や、Google Play 上のアプリケーションなどの購入分をソフトバンク利用料としてまとめて決済できるサービスでした。
そして、ついに2020年6月15日より、Amazonの決済手段としてもソフトバンクまとめて支払いを使えるようなりました。
実は、ソフトバンクよりも前にドコモのd払いやauのauかんたん決済はAmazonの決済に対応していましたので、ようやくソフトバンクも競合に肩を並べた、といったところです。
とはいえ、ソフトバンクではAmazonプライム・ビデオがデータ量無制限で見放題となるメリハリプランを以前から提供しており、今後ますますAmazon×ソフトバンクの親和性が高くなることに期待できます。
本記事では、ソフトバンクまとめて支払いをAmazonで活用する場合の詳細について解説します。
関連記事:「ソフトバンクのキャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」を徹底解説!」
目次
ソフトバンクまとめて支払いに対応するAmazonサービス一覧
毎月のソフトバンク携帯電話の利用料金とまとめて支払いが可能な決済サービス「ソフトバンクまとめて支払い」が、いよいよAmazonの決済手段として利用することが可能となりました。
しかし、Amazonが提供する全てのサービスがソフトバンクまとめて支払いに対応している、といった訳ではなく、一部のメインサービスのみ対応であることに注意しておきたいです。
ソフトバンクまとめて支払いを決済手段として設定できるAmazonサービスの一覧は以下のとおりです。
- Amazonでのお買い物
- Amazonプライムの会員費用
- Kindle Unlimited(定額読み放題サービス)
- Kindle本(電子書籍)の購入
- Amazon Music Unlimited(音楽聴き放題サービス)
上記の通り、多くの方が利用しているAmazonでの買い物・Amazonプライム会員費用・Kindle・Amazon Musicにしっかり対応しています。
しかしながら、上記に記載がないAmazon Student年会費、Prime Now、Amazonフレッシュ、Amazon Pay、定期おトク便などの決済はソフトバンクまとめて支払いの対象外となっています。
Amazonの決済手段に登録する手順
Amazonの決済手段にソフトバンクまとめて支払いを登録する手順について解説します。
実際に私自身も試してみましたが、およそ2分もあれば設定できるほど簡単です。
まずは、お使いのスマホ・iPhoneからAmazonアプリを開きます。
次に、ホーム画面の左上に表示されている三本線のバーをタップし、アカウントサービスを選択します。
アカウントサービス内にある支払い&住所の項目から「お客様の支払い方法」を選択します。
次の画面で、お客様のお支払い方法内のAmazonウォレットより「お支払い方法を追加」を選択します。
※この時点でWi-Fi接続している場合は、一度Wi-FiをOFFにしてください。
次に、青字の携帯決済を開いて、携帯電話会社を「SoftBank」を選択します。
その下にアカウントタイプを選ぶ項目がありますが、アカウントタイプを指定すると、一台の携帯電話で複数のアカウント(例:個人用・仕事用など)を使い分けることができます。
まぁ、プライベートで利用しているのであればここは「個人用」を選択し「続行」へ進んで問題ありません。
画面を進んでいくと、申し込み内容の確認が出てきますので、ここで対象の携帯電話番号に誤りがないか確認し、問題がなければ「申し込む」を選択します。
たったこれだけの手順で、Amazonの決済手段にソフトバンクまとめて支払いを追加できます。
あとは、実際にAmazonで好きな商品を購入する際に、決済方法を「ソフトバンクまとめて支払い」を選んで利用するだけです。
ソフトバンクまとめて支払いを決済手段に追加できない場合は?
Wi-FiがONになっている可能性
Amazonの決済手段にソフトバンクまとめて支払いを追加する際に、お使いのスマホやiPhoneのWi-FiをONのままにしていると設定できません。
私もあえてWi-FiをONにした状態で実験的に試してみましたが、以下のような画面が表示され、Wi-FiをOFFにするよう促されます。
Amazonに支払い方法をうまく追加できない場合は、Wi-FiをOFFにした状態で再度トライしてみましょう。
ソフトバンクのUSIMカードが挿入されているか
あまりないケースかもしれませんが、ソフトバンクのUSIMカードがお使いのスマホやiPhoneに挿入されていなければ、Amazonの決済手段にソフトバンクまとめて支払いを追加できません。
そもそも、ソフトバンクまとめて支払いは、ユーザーが利用している携帯電話番号と認証(紐づけ)して決済する仕組みのため、USIMカードにて契約情報を照会する必要があります。
例えば、USIMカードを抜いた状態、または別事業者のSIMカードを挿入して利用している場合は、ソフトバンクのUSIMカードを挿入して再度決済手段の追加をトライしてみましょう。
ソフトバンクの支払い期日を超過していないか
案外気付きにくい点ですが、ソフトバンク携帯電話の支払い期日を超過していると、そもそもソフトバンクまとめて支払いが使えません。
ソフトバンクまとめて支払いのサービス自体が、ユーザーの信用をもとにソフトバンクが支払いを代行するサービスなので、支払い期日を遅れた場合は利用できません。
ちなみに、支払期日を超過して利用料金を納めても、請求起算開始日から最大8日間は利用できなくなりますので注意したいところです。
ソフトバンクまとめて支払いの利用可能額
ソフトバンクまとめて支払いの月間利用可能額は「使用者の年齢」によって異なります。
使用者の年齢とは、ソフトバンク契約時に「使用者情報」として登録している生年月日の情報を指します。
まとめて支払いの月間決済上限は以下の通りです。
使用者年齢 | 利用可能額 |
満12歳以上 | 最大2,000円/月 |
満20歳未満 | 最大20,000円/月 |
満20歳以上 | 最大100,000円/月 |
表の通り、ソフトバンクまとめて支払いで決済できる上限額は使用者の登録年齢によって大きく差があります。
もし、契約時に使用者情報を登録していない場合は、満20歳未満の扱いとなります。
また、ソフトバンクまとめて支払いは法人契約でも利用できますが、法人契約の利用可能額は満20歳以上の扱いとなります。
なお、上記の利用可能額は、あくまで最大の場合の利用可能額です。
契約状況や利用状況によって利用限度額は予告なく変わる可能性があります。
Amazonプライム・ビデオはソフトバンクのメリハリプランでギガノーカウント!
Amazonとソフトバンクの親和性を考えた時に、Amazonプライムビデオがソフトバンクのメリハリプランなら、データ量消費せずに使い放題で楽しめる、という点も忘れてはいけません。
Amazonプライムビデオは、月額500円または年額4,900円いずれかのプランでAmazonプライム会員になると楽しめる映画・ドラマ・アニメの映像配信サービスです。
一方、ソフトバンクのメリハリプランは、月間50GB分のデータ量が利用できる上に、対象の動画とSNSはギガノーカウント(データ量を消費しない)という特徴があります。
このメリハリプランのギガノーカウント対象サービスに「Amazon Prime Video」が入っています。
つまり、ソフトバンクユーザーだからこそ、Amazonプライムビデオがデータ量気にせずどこでも見放題になる上、さらに今回確認してきたとおり、Amazonの決済手段としてソフトバンクまとめて支払いを活用することで、さらにAmazonの利便性が高まるわけです。
関連記事:「ソフトバンクの「メリハリプラン」について徹底解説!」