大学進学とともに一人暮らしをはじめる方にとって、どのインターネットを利用するか?というのは将来の道を大きく広げる可能性を秘めています。
なぜなら、最近ではオンライン授業がはじまり、就職活動もオンライン面接などが導入され、大学生活におけるインターネット利用の必要性が高まっているからです。
裏を返せば、快適なインターネット環境を構築することは、他の大学生との「差」をつけることができるチャンスとも言えます。
本記事では、ソフトバンク光とソフトバンクエアーを軸として、大学生活におけるインターネットの必要性、サービスの選び方について解説します。
関連記事:「ソフトバンク光の契約申し込みから開通するまでの流れについて」
目次
なぜ大学生にWi-Fiが必要なのか?
オンライン授業の取り組み
現在、ソーシャルディスタンスを保つ新しい生活様式が推奨される中、大学の現場でも工夫を凝らした取り組みが実施されています。
そのひとつが「動画配信によるオンライン授業の提供」です。
教授がYouTubeやZoomを通して講義内容を動画で配信し、学生がそれを観ながら講義を受ける新しい授業スタイルは、昨今の新しい生活様式や自然災害が頻発していることから、今後も継続して実施されるのではないかと考えられます。
ただ、一方ではオンライン授業を受けるには、動画の視聴環境を学生側が自ら整えなければならないという課題もかかえています。
スマホのデータ通信やポータブルWi-Fiでは実質的にデータ利用の上限や、過多な利用があれば利用制限されてしまうため、オンライン授業を快適に受講する環境を整えるのであれば、やはり光回線を用いた無制限利用の環境構築は欠かせません。
就職活動もオンライン化の流れに
現在は授業の在り方だけでなく、就職活動にも大きな変化が生まれています。
これまでの就職活動は、会社説明会/企業訪問/就職試験/面接などは、企業へ出向いて採用担当者と対面で行うことが一般的でした。
しかし、今では人と人との距離を保った社会活動をせざるをえない状況であり、これらの就職活動もオンラインで画面越しに実施している企業が増えています。
今の情勢がどれほど続くかはわかりませんが、企業側にとってオンラインで採用活動を行うのはコスト削減できて効率的だというメリットもあるため、今後も画面越しのオンライン採用が続いていく可能性も考えられます。
とすれば、動画を安定して利用できるインターネット環境の構築が就職活動を有利に進める分かれ道となり得ます。
大学時代のインターネット費用は将来の先行投資
とは言っても、大学生には金銭的余裕がありません。
学費・生活費を工面しながら生活している学生にとって、毎月のインターネットの利用料は負担が非常に大きいものです。
一般的なインターネットの利用料はマンションやアパートで毎月4,000円程度ですから、つまり1年間で48,000円、4年間で約20万円分の費用がかかります。
切り詰めた生活をする中でこの金額を工面するのは非常に大変ですし、そもそも大学生の時分にかけるべき費用なのか疑問に思うかもしれません。
しかし、ここは考え方次第です。
大学の授業もオンライン化、就職活動もオンライン化されつつある中、インターネット環境が整っていると、普通の学生とはここで差をつけることができます。
特に就職活動が有利に働くことで、高待遇の企業に内定が決まれば、数年で大学生時代のネット代はかんたんに回収できます。
さらに、大学生でありながら自分のスキルや特技をネットで世界中に配信して、アルバイト代を自分の力で稼ぐことだってできます。
そのように考えると、一人暮らしの大学生がインターネットを契約するというのは、将来の人生において先立った「投資」という見方もできます。
無料でWi-Fiが使えるインターネットつきマンションはどうなの?
マンションやアパートによっては、無料でインターネットが利用できる物件もあります。
サービス利用料は家賃に含まれており、入居後すぐに利用できるというのが特徴です。
しかしながら、家賃込みの無料インターネットは、品質に良し悪しがあります。
特に集合住宅の場合は、一度に複数のユーザーが利用すると、通信速度が不安定となり回線速度が極端に遅くなることもあります。
無料Wi-Fiが使える物件に住む場合、まずは無料インターネットをしばらく試しに使ってみて、もしも通信速度に満足できない場合は、ソフトバンク光などの光回線インターネットへ切り替えるという順番で検討しても良いと思います。
ソフトバンク光/ソフトバンクエアーを大学生が利用するメリット
データ量消費を抑えられる
自宅でソフトバンク光またはソフトバンクエアーを利用すると、普段データ通信で利用しているデータ量をWi-Fiに回避させることができます。
スマホの料金プランでは、どうしても一定量のギガ数が設定されています。
中には、データ量無制限の使い放題プランを提供している事業者もありますが、一定量を超過すると速度規制がかけられるものがほとんどです。
しかし、制限がかかる目安の数値は公表されていませんので、実質的に使い放題とは言い切れません。
となれば、やはり固定回線を引いてインターネットを利用した方が安定している上に、真の意味で使い放題の環境を手に入れることができます。
「おうち割 光セット」でソフトバンクの基本料が割引される
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーとソフトバンクのスマホをセットで利用すると、「おうち割 光セット」の適用でスマホの基本使用料が割引されます。
現在主流のメリハリプラン、ミニフィットでは1回線あたり最大1,000円割引されます。
大学4年間で考えれば累計48,000円も割引されるのは非常に大きく、ソフトバンクユーザーであれば活用しないわけにはいきません。
コンテンツの同時利用が便利になる
自宅にWi-Fi環境が整うと、複数のデバイス(機器)で同時にコンテンツを楽しむことができます。
例えば、パソコンで授業のレポートを作成しているときに、スマホやタブレットでわからないことを調べることができたり、または、スマホでオンラインゲームを楽しみながらテレビやパソコンでYouTubeを楽しむこともできます。
同時に複数のコンテンツを利用できることによって、作業が格段に効率よくなります。
ソフトバンク光の特徴
まずはソフトバンク光の特徴を解説します。
料金 | アパート・マンションの場合:月額3,800円〜 |
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初期費用 | 契約事務手数料+工事費 ※割引キャンペーンあり! |
通信速度 | 最大1Gbps ※一番早い! |
データ量 | 無制限で利用可能 ※完全使い放題 |
工事 | 必要。部屋の中での作業もあり、立ち合いが必要。 申し込みから開通までに数週間かかることもある。 |
持ち運び | 不可(自宅のみ利用可) |
引っ越し時 | 手続き後、引っ越し先で再度工事が必要。 |
こんな人に おすすめ |
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ソフトバンク光の最大の特徴は、最大1Gbpsの高速通信を安定して利用できるという点です。
例えば、大学の授業やアルバイト終わりの夜間帯でも、比較的安定した満足度の高い通信を利用できます。
工事の手間や費用などがかさんでしまう点はネックですが、その代わりに満足度の高いネット環境を手に入れられると考えれば、負担と考える必要はありません。
ソフトバンクエアーの特徴
次にソフトバンクエアーの特徴について確認します。
料金 | 機器を購入の場合、月々4,880円 ←1,000円オフの割引もあり |
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初期費用 | 契約事務手数料3,000円 |
通信速度 | 下り最大481Mbps(一部エリアで962Mbps) |
データ量 | 無制限で利用可能だが、特定の利用状況下では速度制限がかかる場合あり。 |
工事 | 必要なし |
持ち運び | 不可(自宅のみ利用可) |
引っ越し時 | 手続き後引っ越し先でもすぐ使える。 |
こんな人に おすすめ |
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ソフトバンクエアーの最大のメリットは「工事不要でどこでも使える」という点と「利用料が安い」という2点に尽きます。
大学進学と同時に新居で一人暮らしをはじめる場合、ソフトバンク光の提供エリア外、または寮や賃貸物件の状況によっては配線工事ができない場所もあります。
そういったところにお住まいの大学生にとって、工事不要でどこでも使えるというのは非常にありがたいところです。
2年契約を賢く利用する
大学のほとんどの学部では4年制、医学部や薬学部では6年制です。
ソフトバンク光とソフトバンクエアーでは、ちょうど2年定期契約となっているため、大学入学時に一緒に申し込むことで、大学卒業時期に2年契約をちょうど満了するサイクルとなります。
大学をストレートで卒業すれば、卒業と同時期に更新月を迎えることとなり、将来、就職するタイミングで継続するかまたは別のインターネットへ切り替えるか選択しやすいタイミングがやってきます。
テザリングやモバイルルーターをおすすめしない理由
スマホのテザリング機能や、持ち運び型のモバイルルーターを利用してネット環境を整える方法もありますが、私はおすすめしません。
その理由は、利用できるデータ量に制限があるからです。
テザリングでは、契約するスマホの料金プランに応じて、データ利用上限が設けられており、使い過ぎてしまうと速度制限がかかり、月末まで超低速のまま不便な生活を送らなければなりません。
また、モバイルルーターは、「データ量使い放題」と謳われているものが多いものの、実はある一定量を超過してしまうと一定期間速度制限がかかってしまい、同じく不便な状況となります。
特に厄介なのが、モバイルルーターの速度制限がかかる通信利用量は、明確に数値で開示されていないという点です。
どれくらいネットを使うと、何日または何時間など、どれくらい制限されるのか?と言う点が不明確なのです。
そういった点から、動画やネットの利用が多い傾向にある大学生には、テザリングやモバイルルーターはおすすめしません。
契約名義は子供?親?未成年名義でも契約できるのか?
ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約しようと考えたときに、最初に悩んでしまうのが「契約名義を子供本人でするか?親名義にするか?」という問題です。
私は、可能な限り実際に利用する子供名義で契約することをおすすめします。
なぜなら、ソフトバンク光とソフトバンクエアーは家族間であっても、名義変更ができないからです。
大学進学と同時に親名義で契約したとして、大学卒業後も引き続き親名義で利用するほかなく、利用者本人(子供)の名義に切り替える場合は、一度契約をキャンセルまたは解約した後に、新たに新規契約し直す手間が生じます。
ただ、支払い先(名義)の変更は、いつでも可能ですので、在学中は契約者名義:子供、支払い名義:親のままで、卒業後に支払い名義だけを親から子供へ変更するような流れが一番スムーズです。
ここでもうひとつ、「未成年名義でもソフトバンク光やソフトバンクエアーは契約ができるのか?」という点が気になるところです。
結論としては、ソフトバンク光・ソフトバンクエアー は、未成年でも契約できます。
厳密に言えばソフトバンク光は18歳以上、ソフトバンクエアーは12歳以上であれば、未成年でも契約することができます。
契約には本人確認書類と合わせて、親権者の本人確認書類、親権者の同意書などが必要となります。
つまり、大学進学を控える18歳以上であればどちらも本人名義で契約できます。
いつ申し込むべきか?
インターネットの申し込みは、新居の住所が決まった直後がおすすめです。
大学生になる春のタイミングは、世間でも転勤、引っ越し需要が高まるため、同時にインターネット申し込みが殺到します。
人の流れが多くなると、インターネットの工事の日取りが希望通りに間に合わないというケースが多いです。
となれば、転居先の住所が決まったら一刻も早く申し込んだ方が良いです。
ソフトバンク光とソフトバンクエアーはどちらがおすすめ?
結論から言うと、ソフトバンク光が断然おすすめです。
YouTubeやSNSで動画コンテンツを楽しんだり、オンラインゲームでネット対戦を楽しんだり、または授業で動画視聴環境が必要だったり、今後の就職活動でビデオ通話が必要だったりします。
大学生のライフスタイルは、日中・夜間問わず、動画の利用が格段に多いです。
とすれば、1日を通して安定した高速通信が利用でき、さらにデータ量完全無制限で利用できる点においてソフトバンク光が優勢なのは言うまでもありません。
以上の点から、ソフトバンク光が利用できるエリア内にお住まいの大学生は、迷わずソフトバンク光を選んでいただきたいです。