現代の子育てにおいて、出来るだけ使わせたくはないけれど、どうしてもついつい使わせてしまうのが、スマートフォンではないでしょうか!?
こればかりは実際にそういう立場になってみないとなかなかわかりにくいですよね! ですけど、スマホを使わせて時間を稼ぐしかないような「どうしてもやむを得ない場面」は、意外に多くあるものです!
そして、子は親を超えてあっという間にスマホの操作に習熟します! そして、親が想定すらできないトラブルを引き起こしてしまうことだって、ありえます!
うっかり子にスマホの操作を任せていると危険です!
そんな時に便利なのが、iPhoneの「アクセスガイド」という機能です。
実際に私自身がアクセスガイドを利用してみました! その結果、とっても便利に感じたんです!
おすすめの設定方法や、子供にiPhoneを貸してあげる時のコツも一緒に解説していきますね!


結構チアガール引退してママになった友達も多いから、信頼してもらって大丈夫よ!
目次
iPhoneのアクセスガイドはどんな機能なの!?
アクセスガイドってどんな機能なのか、っていうと、iPhoneのアプリを1つしか利用できないように制限をかける機能のことです!

アクセスガイドはとっても便利な機能なんですけど、あくまでiPhoneの機能であって、Androidスマホには搭載されていません! お忘れなく!
制限をかけている間は、「ホーム/サイドボタンをオフ」「音量ボタンをオフ」「画面のタッチをオフ」「キーボードのオフ」「制限時間を設ける」などの設定を細かく任意で調節して、誤操作を防ぐ事が出来ます!
もし、意図して別の操作をしようとされても、それも一切できないように制限できるんです!
例えば、動画コンテンツをお子様に見せる時に、アクセスガイドで制限をかけた状態で渡してあげれば、むやみに他の動画にアクセスしたり、別のアプリやホーム画面に切り替えることを防ぐ事が出来ちゃうんです!
お子様に見せたくない画面や情報を適切に管理できるので、安心してiPhoneを貸してあげることが出来ます。
アクセスガイドの事前設定
アクセスガイドの設定方法は、一度覚えてしまえばとってもカンタン!
iPhoneの設定→アクセシビリティ→アクセスガイド→チェックボタンをオンにします。
アクセスガイド設定画面にある「パスコード設定」は、アクセスガイドのオン・オフの切り替え時の暗証番号として利用します。
パスコードは、お子様にはわからない、親だけが知りえる番号にしておくといいです!
このパスコードは、iPhone本体をロックするときのパスコードとは別の番号を登録することが出来るようになっています。
また、アクセスガイドを設定するときに制限時間を、最短1分~最長23時間59分の間で設定することが出来ます。
「時間制限」という項目では、残り時間を通知音や音声読み上げでお知らせする設定を切り替えることもできるんですよ!
例えば、お子様にiPhoneを貸してあげる間にサウンドや読み上げをオンにしておけば、iPhoneから離れた場所にいる時にでも、音で終了時間を知ることができるので終了時間の目安をはっきりと確認することが出来ます!

アクセスガイドを好みの状態に調整する
ここまでアクセスガイドの事前設定について触れてきました! ここからは、アクセスガイド機能の効果をより高めるために、細かい設定方法を確認します!
まずはお子様に利用させたいアプリを起動します。
アプリを開いた状態で、iPhone X以降ならサイドバー・iPhone 8以前ならホームボタンを3回素早く押します。
右上の「開始」を選べばすぐにアクセスガイドがスタートするんですけど、ここではアクセスガイドの設定を先に確認します!
左下にある「オプション」という項目をタップします。
「オプション」をタップすると「サイドボタン」「ボリュームボタン」「動作」「キーボード」「タッチ」「時間制限」という6つの項目のチェックボックスが表示されます。以前のiOSでは、「辞書検索」という項目もありましたが、最新iOSではなくなっています。
ここから、操作を制限したい項目を選択し、利用環境に応じて調整することが出来ます。
上記画面では、「サイドボタン」「ボリュームボタン」「動作」「キーボード」「辞書検索」においては、オフにしている状態=機能制限をかけている状態です。
逆に「タッチ」と「時間制限」だけはオンにしている状態=制限をかけている状態です!
アクセスガイドのおすすめ設定方法
ここまで確認した通り、アクセスガイドは「オプション」の項目から自由にカスタマイズできます。
ここからは、実際にお子様向けにアクセスガイドを利用した方が便利に感じたというおすすめの設定方法をご紹介します!
子育て中の多くの方は、お子様に「Youtube」を見せる機会があるようです。ただ、変なワードを検索して欲しくない、誤操作で動画をアップロードして欲しくない、アカウント操作をして欲しくないという想いも同時にお持ちです!
また、長時間画面を見続けると目に悪影響を及ぼすのではないかと心配されている方も少なくありません!
この想いをアクセスガイドで叶える方法としては、「タッチ操作を許可」と「時間制限を設定」に加えて、「画面の一部を操作できないようにすること」で簡単に制限できました。
画面の一部の操作を制限するには、対象アプリを開き、アクセスガイドの設定画面で操作を制限したい箇所に円を描くことで設定できます。
Youtubeの場合だと、画面右上の範囲を円で囲ってしまえば、アカウント設定、動画配信、検索などをまとめて操作不可に出来ます。
この制限に加えて、時間制限を設けることで、使い過ぎを防ぎつつ、誤操作によるトラブルを回避することが出来ます。
お子様に自由は持たせつつ、ここだけは使わせるとまずい、という箇所はこの機能をうまく活用して制限してあげればいいんです!
制限のレベルについては事前にお子様と話し合ってもいいかもしれませんね!
アクセスガイドによる制限は一時的なもの/日常での制限には「コンテンツとプライバシーの制限」を!


iPhoneのアクセスガイドは、その場その場での制限に対応するのには向いていますが、長期的かつ日常的な制限には向いていません!
もし、お子様が利用されているiPhoneで制限をかけたいという場合には、アクセスガイドではなく、「コンテンツとプライバシーの制限」を利用しましょう!
ちなみにこの「コンテンツとプライバシーの制限」、iOS11までは、「機能制限」として存在していました。
iOS12以降は、スクリーンタイムに統合される形になって場所も変わりましたので、「機能制限が見つけられない!」という方はスクリーンタイムから探してみてください!
この件、詳細についてはまた別に解説しようと思います!
おまけ:りんといちろうの会話






