ガラケー(ケータイ)は、スマホよりも電池が長持ちして使い勝手が良いという理由から、今なお愛され続けています。
電話やメールなど基本的なコミュニケーションを主とする利用であれば、スマホよりもガラケー(ケータイ)は最適な機器だと思います。
ソフトバンクのガラケー(ケータイ)向け料金プランは5種類提供されており、利用用途に応じて柔軟に選択できるのが特徴です。
本記事では、ソフトバンクのガラケー(ケータイ)向けの料金プランについて徹底解説します!
目次
ソフトバンクのガラケー(ケータイ)向け料金プランの選択肢
ソフトバンクのガラケー(ケータイ)で選択できる料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 概要 | 料金 |
ケータイ通話プラン | メールやウェブを利用せず、通話専用で利用するユーザー向けの料金プラン | 980円~ |
ケータイ100MBプラン | 通話と毎月100MBまでデータ量を利用したいユーザー向けの料金プラン | 1,280円~ |
ケータイ1GBプラン | 通話と毎月1GBまでデータ量を利用したいユーザー向けの料金プラン。※ソフトバンクや他社のガラケー・子供向けケータイを利用中のユーザーが、ソフトバンクのガラケーに乗り換え・機種変更した場合にのみ適用可能。 | 2,480円~(通話オプション加入で1,300円割引可能) |
ミニフィットプラン | データ量を使った分に応じて請求額が確定する段階プラン | 3,980円~ |
メリハリプラン | 動画SNS対象サービス使い放題に加えて、毎月50GBも使える定額プラン | 7,480円~ |
ソフトバンクのガラケー(ケータイ)向け料金プランは、「ケータイ通話プラン」「ケータイ100MBプラン」「ケータイ1GBプラン」と「ミニフィットプラン」「メリハリプラン」の合計5つの中から選択できます。
特に「ケータイ通話プラン」「ケータイ100MBプラン」「ケータイ1GBプラン」は、メールやウェブの一般的な利用量を想定されていることと、安い料金体系が特徴です。
一方、ミニフィットプランとメリハリプランも選択可能ではありますが、この2つのプランはデータ通信を頻繁に利用するスマホやiPhone利用層向けに提供されているプランですので、ソフトバンクのガラケーを利用するなら選択肢として考える必要はありません。
プランのサービス内容と料金バランスを考えて組むなら、ソフトバンクのガラケーでは「ケータイ通話プラン」「ケータイ100MBプラン」「ケータイ1GBプラン」3つのいずれかより選択するのが現実的です。
ケータイ通話プランについて
ケータイ通話プランは、インターネットを通じたメールやウェブを一切利用せず、通話のみでケータイを利用したい方向けの料金プランです。
「ケータイ通話プラン」の内訳は、月額980円から利用できる基本プラン(音声)だけです。
「ケータイ通話プラン」ではソフトバンクの家族グループ内通話は無料であるものの、それ以外のケータイや一般電話宛の発信時に30秒あたり20円の通話料が加算されていきます。
電話を緊急時以外にかけることが無く、受ける事がほとんど、または主にソフトバンクの家族グループ内でしか通話しない方向けの料金プランです。
ケータイ100MBプランについて
ケータイ100MBプランは、通話だけでなく、メールやウェブもケータイで利用したい方向けのお手頃料金プランです。
内訳としては、月額980円の基本プラン(音声)に、月額300円のデータプラン100MBを加えた合計1,280円~利用できる仕組みです。
ただし、メールやウェブなどの利用による月間データ量が100MB超過した場合、送受信時最大128kbpsに低速化してしまう点は注意しておきたいところです。
とは言っても、低速化しても文章だけのメールはストレスなく利用できる通信速度ですし、100MBに達するには相当なデータ消費量ですから、そこまで気に留める必要はなさそうです。
ケータイ1GBプランについて
ケータイ1GBプランは、ソフトバンクや他社のガラケー・子供向けケータイを使っているユーザーが、のりかえ(MNP)・機種変更で新しいソフトバンクケータイを利用する場合に、1年間月額980円~使えるおトクなプランです。
ケータイ1GBプランは、1回あたりの通話が5分以内であればソフトバンクの家族グループ以外のケータイ・一般電話に発信しても通話料が無料となる上に、「留守番電話プラス」「一定額ストップサービス」「割込通話」「グループ通話」の合計4つのオプションを無料で利用でき、さらに毎月1GBのデータ量を使えるのが特徴です。
ケータイ1GBプランの内訳は、月額980円の基本プラン(音声)に月額1,500円のデータプラン1GB(ケータイ)、月額800円の準定額オプション+を加算した合計3,280円の基本料金から、「1年おトク割」で最大1年間毎月1,000円割引と「小容量割」で毎月1,300円を引き算した合計額で、1年目は980円~、2年目以降は1,980円~利用できます。
つまり、ケータイ1GBプランは、通話頻度が多いユーザーやメール、ウェブ利用をたくさん楽しみたい方におすすめのプランです。
なお、ソフトバンクや他社のガラケー・子供向けケータイから、ソフトバンクのスマホへ切り替えを予定している方は、別途「スマホデビュープラン」が適用出来ます。
スマホデビュープランの詳細は関連記事にまとめていますので、ぜひチェックしてください。
関連記事:「ソフトバンクのスマホデビュープランはホワイトプラン以来の価格破壊!」
通話をたくさんするなら「定額オプション+」または「準定額オプション+」へ加入を!
もしも、通話をたくさん利用するなら「定額オプション+」または「準定額オプション+」いずれかの加入をおすすめします。
定額オプション+は、月額1,800円で国内通話が24時間定額で話し放題となる通話オプションです。
一方、準定額オプション+は、月額800円で1回あたり5分以内の国内通話が話し放題の通話オプションです。1回あたり5分を超過した場合は30秒当たり20円の通話料が加算されます。
さらに、「定額オプション+」「準定額オプション+」は、どちらも通話定額であることに加えて「留守番電話プラス」「一定額ストップサービス」「割込通話」「グループ通話」の合計4つオプションが無料で利用できます。
電話をよく利用するなら「定額オプション+」または「準定額オプション+」に加入し、電話をほとんど利用しないなら「通話オプションに加入しない」という選択もできます。
通話オプションは、今後の利用状況に合わせて選択しましょう。
関連記事:「ソフトバンクの「定額オプション+(プラス)」と「準定額オプション+(プラス)」について」
キッズフォン、みまもりケータイは対象外
ここまで確認してきた「ケータイ通話プラン」「ケータイ100MBプラン」「ケータイ1GBプラン」は、キッズフォン、およびみまもりケータイでは対象外のため申し込みできません。
あくまで、従来型のガラケー(ケータイ)向け料金プランであることを意識しておきましょう。
もし、キッズフォンやみまもりケータイを契約する場合は、月額490円で1回あたり5分以内の国内通話が無料、さらにSMS/MMSが無料で利用できる「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」を契約する必要があります。
関連記事:「ソフトバンクお子様向けケータイプラン「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」を徹底解説!」
ガラケー購入時に「トクするサポート」は加入すべきか?
ソフトバンクのガラケー(ケータイ)を購入する際、端末代金が実質半額近くお得になる「トクするサポート」へ加入するかどうか選択できます。
トクするサポートは、対象機種を分割48回割賦で購入し、その間に390円(不課税)のプログラム利用料を払い続けて、25か月目以降に新端末の機種変更時に旧機種を査定に出すことで、旧機種の残り割賦金(最大24か月分)の支払いを免除される割引プログラムです。
もしかすると、毎月のプログラム利用料(390円)の支払いを一定期間続けた後に、旧機種を回収に出すことなく、新機種を購入するという方もいらっしゃるかもしれませんが、この場合は、掛け金相当分のポイント還元を受けることができます。
つまり、トクするサポートは、ガラケーを購入して2年後に別の機種へ機種変更する見込みがあれば半額近くお得になりますが、仮にトクするサポートに加入して次回機種変更時に特典を利用しなくてもポイント還元を受けられる点において、今後も永くソフトバンクを利用し続けるのであれば、加入しておいて損はないと思います。
関連記事:「ソフトバンクの「トクするサポート」は得? 損? 徹底検証!」
ソフトバンクオンラインショップの活用を忘れてはいけない
ここまでソフトバンクのガラケー(ケータイ)向け料金プランについて確認してきました。
本記事をご覧いただいている方の中で、近々新しいガラケーやスマホに買い替えを検討している、という方は「ソフトバンクオンラインショップ」の活用をおすすめします。
ソフトバンクオンラインショップで取り扱っているガラケーやスマホは、本体価格に頭金を加算せずに販売しているため、ショップなどの店頭で購入するよりも数千円~万円前後お得になる場合があります。
さらに、店頭に出向くことなく、時間を気にせずいつでも好きな時に注文できるのもありがたいところです。
お得に新しい機種を購入するなら、ソフトバンクオンラインショップの活用を忘れてはいけません。