スマートフォンを利用する際に注意しておきたい点の一つに、万が一の故障の際にはどうすればいいのか、というポイントがあります。
どうしても、スマホやiPhoneに故障はつきものです。これがドコモ、au、ソフトバンクであれば、とりあえず対応窓口のキャリアショップにいけばいいのですが、店舗の絶対数が少ないワイモバイルではそうはいきません。
ワイモバイル利用中、予測不能のトラブルに巻き込まれてしまいスマホやiPhoneが故障してしまった場合、どういう対応をとるべきなのでしょうか。
そんな時に絶対的に役立つワイモバイルの補償サービスが、「故障安心パックプラス」です。
ワイモバイルでスマートフォン/iPhoneを購入する際には、必ず加入しておくようにしたいところです。
詳細内容を確認していこうと思います。
故障安心パックプラス・8つの安心
故障安心パックプラスは、万が一のスマホの故障・水濡れ・紛失・盗難時に対する保証に加え、コンピューターウイルス感染時の補償、故障や水濡れが発生した場合にデータを復旧するサービスなどまで対応してくれる、総合的な補償サービスです。
対象のスマートフォン/iPhoneを購入時に申し込みすることができ、月額料金は690円となっています。
具体的にどういう補償があるのかというと、以下の8つとなります。
端末保証サービス | 修理代金100%割引・水濡れ破損対象外・iPhone対象外 |
水濡れ・全損保証サービス | 水濡れ・全損時、5000円で修理・iPhone対象外 |
故障交換サービス | 同一機種と7500円で交換・1年1回・ショップでのみ対応 |
電池パック無料サービス 内蔵型バッテリー交換修理割引サービス |
1機種につき電池パック1個無料 バッテリー交換修理を3000円割引 |
盗難・紛失保証サービス | 同一機種または指定機種を会員価格で購入できる |
破損保証サービス | 外装修理代金が90%割り引き・iPhone対象外 |
セキュリティトラブル補償 | 業者によるウィルス駆除などにかかった費用を上限5,000円まで補償 |
データ復旧支援サービス | 水没・水濡れ・破損などのトラブル時のデータ復旧サービスが無料 |
それぞれ似たような内容も多く、把握しにくいです。
各保証に注意点や細かいポイント等もあるため、すべて内容を詳細まで確認するべきなのですが、おそらくそれをしたところで混乱するだけと思われるため、わかりやすくケース別に見ていこうと思います。
破損も水濡れもない、自然故障のケース
Androidのスマートフォンで、修理受付終了機種の場合でなければ、「端末保証サービス」が適用されます。
水濡れや全損については対象外となっていますので、あくまで「自然故障」の場合となります。
破損も水濡れもない状態で利用していて、それでも故障が発生してしまった場合に修理代金100%割引の無償修理が実施されます。
仮に年数が経ちすぎて修理受付終了機種となってしまっていた場合には、ワイモバイルの指定機種を、故障安心パックプラス会員価格で購入することができます。
外装破損のケース
スマートフォンを落として割れてしまった、ぶつけて傷つけてしまったという場合に適用できる保証が「破損保証サービス」です。この保証サービスもAndroidスマートフォンのみ、iPhoneは適用対象外です。
特徴としては、外装破損の修理代金を90%割引してもらえるというものです。
90%割引なので、実際の修理代金がどれくらいかかるかによっても利用したいのかどうかは変わるかもしれません。
ただし、仮に修理代金に5万円かかったとしても90%割引で5000円なので、驚くほど高い金額がかかることはないと思われますので、最低限の料金で破損修理をできると思うと十分利用価値はあります。
注意点としては、修理受付終了機種となってしまっていた場合には修理ができませんので、代わりにワイモバイル指定機種を故障安心パックプラス会員価格での購入が案内される形となります。
Androidスマートフォンの水濡れのケース
利用しているAndroidスマートフォンが水濡れしてしまった場合には、二つのパターンがあります。
一つは「水濡れ・全損保証サービス」を利用する方法と、もう一つは「故障交換サービス」を利用する方法です。
水濡れ・全損保証サービスでは、トラブル時に5000円で修理を実施することができ、さらに外装交換が必要なケースには併せて「破損保証サービス」も適用され、最低限の料金で修理の実施が可能となります。
また、それ以外の対応としては、同一機種または指定機種を、故障安心パックプラス会員価格で購入することもできます。この点については、「端末保証サービス」などと同じです。
このサービスを利用する際の注意点としては、水濡れ・全損したスマートフォンが店頭にて回収となり、自分でそのまま所有ができません。
故障交換サービスでは、「水濡れ・全損保証サービス」と同様に、水濡れ時や破損などの故障時に利用することができます。
こちらは修理ではなく完全に交換となる点が異なり、新品同等の同一機種と7500円から交換することができるというシステムです。
基本は同一機種との交換ですが、万が一同一機種の在庫がない場合には、同等別機種との交換になりますので注意が必要です。必ずしも、同じ機種が手に入るわけではありません。
交換価格は7500円から10000円で、交換機種によって変わります。
手続きはワイモバイルショップで行う必要があるため、近くにワイモバイルショップがない場合は手続きができません。最寄りのワイモバイルショップをどうしても探す必要があります。
交換サービスの利用としては、1年間に1回のみ利用可能となっています。大きな特徴として、iPhone 5sおよびiPhone SEも対象機種となっているという点が挙げられます。
紛失・盗難のケース
万が一スマートフォンを失くしてしまったり盗難被害にあってしまった場合には、盗難・紛失保証サービスを適用させることにより、利用していた機種と同一機種を、故障安心パックプラス会員価格で購入することができるようになります。
ただし、当然のことながら失くしてしまえばデータは戻ってきませんので、普段から外部媒体やクラウドなどへのデータバックアップは必須といえます。
iPhoneのケース
最後にワイモバイルのiPhone 5s・iPhone SEを利用している場合です。
iPhoneは上記保証サービスの大部分に対応しておらず、ワイモバイルでの修理は基本的に実施することができません。
そのため、対処方法としてはAppleが提供するApple Care+に加入しておくか、もしくは「故障交換サービス」を利用するかのどちらかとなります。
故障交換サービスでは、新品同様の同一機種との交換ができるわけですが、iPhone 5sで7500円、iPhone SEの場合は1万円での交換となります。