ソフトバンクが提供する「おうち割 光セット」はソフトバンクが指定するインターネットサービスを契約することで、ソフトバンクケータイの基本料金が1回線あたり毎月最大1,000円割引されるサービスです。
スマホやケータイ、タブレットなどをいかにおトクで安く利用するかと考えた場合に、インターネットもケータイもソフトバンクにまとめることで大幅な割引を受けることができるのです。
「インターネットはよくわからない」という方も、きちんと理解してセットで割引を組むだけで2年間で24万円分の割引恩恵を受ける可能性もあります。「知らない」ままでは非常に大きな損をしてしまいます。
今回は、おうち割 光セットについてシンプルに解説していきます。
目次
おうち割 光セットはこんな割引サービス
おうち割 光セットは、ソフトバンクのケータイを利用しているユーザーが、ソフトバンクが指定するインターネットサービスを契約してまとめることで、利用中のソフトバンク利用料金が割引されるサービスです。
ソフトバンクの家族割引グループの中で1回線でも対象インターネットを契約していれば、家族割引グループ全回線が割引されるのが非常に大きな魅力です。
インターネットサービス1回線で本割引を利用できる回線数は最大10回線まで。スマートフォン、ケータイ、タブレット、Wi-Fiルーター、モバイルシアターが対象となります。
つまり、1回線あたり月額1,000円割引きなら、年間で12,000円割引き、10回線あれば合計で12万円の割引き、というわけです。
おうち割 光セットの割引金額は2種類
おうち割 光セットは利用回線がスマホ、ガラケー、タブレット、WiFiルーターなどどのような端末を契約していても割引の恩恵を受ける事ができます。
しかしながら、割引される対象プラン/割引金額はそれぞれ定められています。
【1,000円割引対象プラン】
1,000円割引 |
ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター、データプラン50GB+、データプランミニ、データ定額 50GBプラス、データ定額 50GB/20GB/5GB、パケットし放題フラット for 4G LTE、パケットし放題フラット for 4G、パケットし放題フラット for スマートフォン、パケットし放題MAX for スマートフォン、4G/LTEデータし放題フラット、4Gデータし放題フラット+
|
---|
【500円割引対象プラン】
500円割引 |
データ定額(おてがるプラン専用)、データ定額ミニ 2GB/1GB、データ定額(3Gケータイ)、パケットし放題フラット for シンプルスマホ、(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE、(タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G
|
---|
割引を最大限活用すれば2年間で24万円分の割引
ソフトバンクで主流の新プラン「ウルトラギガモンスター+」や「ミニモンスター」は、おうち割 光セットを適用すると1回線あたり1,000円分/月割引適用されます。
毎月最大1,000円×10回線分=毎月10,000円分の割引が適用できますから、2年間換算で24万円もの割引が生まれます。
ソフトバンクの家族の考え方に「親等」の制限はありません。また、同一住所の恋人やシェアハウスの仲間とグループを組むことも可能です。
賢く10回線分のメンバーを回線グループで組んでしまえば、かなり大きな割引の恩恵を受ける事ができます。
2年間で24万円分もお得になれば、それだけで新しいiPhoneが2台買えてしまうほどおトクになる計算です。そう考えると、使わないほうがもったいないですね。
おうち割 光セットの家族グループについて
それではここから、おうち割 光セットのグループ形成について確認していきます。
ソフトバンクの家族の考え方は「家族(血縁・婚姻)、または同住所であること」が家族割引にご加入できる条件です。
戸籍上の家族の範囲に加えて、同一住所に住んでいる友人、恋人、シェアハウスメイトなどもグループ化できますので、非常に家族の範囲が広いのが特徴です。
3キャリアの中ではSoftBankのおうち割 光セットが間違いなく一番おトク
とは言っても、インターネットとケータイをまとめて料金プランを安く利用する割引は、大手キャリアでは全社提供しています。ドコモでは「ドコモ光セット割」、auでは「au スマートバリュー」という名称で提供しています。
しかし、3社を比較した場合、ソフトバンクのおうち割 光セットがダントツで有利でおトクだと言い切れます。
まずは、ドコモとauの光サービス割引の詳細を確認していきましょう。
ドコモの「ドコモ光セット割」
ドコモで提供されているドコモ光セット割について「ギガホ」「ギガライト」の2種類で確認します。
ドコモのギガホは毎月30GB利用でき、超過しても1MBの通信速度で利用できるプランです。ギガライトは、利用データ量に応じた4ステップの段階性プランです。
ギガホの光セット割は毎月1,000円引きです。
一方、ギガライトは利用したデータ量に応じて0円~1,000円の割引額が適用されます。特に、3GB未満なら500円割引、1GB未満なら割引なしという仕組みです。
auの「au スマートバリュー」
auで提供されているスマートバリューという割引は「新auピタットプラン」をはじめとした6プランが割引対象となります。
特に新auピタットプラン利用したデータ量に応じた段階性のプランですが、1GB~7GBまでの利用で500円割引、1GB未満なら割引なしという仕組みです。
その他の料金プランは一律1,000円割引という設計です。
つまりソフトバンクなら「ミニモンスター利用層」が有利
ここで一度、他キャリアの段階性プランの割引額をまとめます。
- ドコモのギガライトの場合は3GB未満で500円引き、1GB未満なら割引なし。
- auの新auピタットプランの場合は1GB~7GBで500円引き、1GB未満なら割引なし。
もう一度おさらいしますが、他社の段階性プランに相対するソフトバンクのミニモンスターはおうち割 光セットで毎月1,000円割引です。ちなみに、利用データ量に関係なく1,000円割引されます。しつこいですが、1GB未満の利用でも1,000円割引されます。
1年間で1回線あたり6,000円~12,000円のおトクさが生まれますので、ちりも積もれば山となります。
一方、ウルトラギガモンスター+では毎月1,000割引ですから、他社と比較しても同額の割引なので気にする必要はありません。
つまり、3キャリアの段階性プランを想定した利用量のライトユーザーは、ソフトバンクのネット割引が一番大きいため、確実におトクだと断言できます。
おうち割 光セットの対象サービス
おうち割 光セットの対象となる指定インターネットサービスには、永年割引継続されるタイプと、2年間限定で割引されるタイプの2種類に分かれます。
【永年割引継続インターネット】
永年割引 |
|
---|
上記のインターネットの場合、おうち割 光セットは永年割引されます。
まぁ、普段利用する利便性を考えれば「SoftBank 光」か「SoftBank Air」のどちらかで利用するほうがスマホやタブレット、PCを高速インターネットで快適に出来る為おススメです。
ただし、SoftBank 光に限っては「光BBユニットレンタル」「Wi-Fiマルチパックおよびホワイト光電話/光電話(N)+BBフォン/BBフォン」のいずれか加入が割引条件として必要です。
【2年間限定割引インターネット】
2年間限定割引 |
|
---|
上記のインターネットサービスに加入中のユーザーは2年間限定で割引されます。しかし、ホワイトBBとYahoo! BB バリュープランは、2024年3月末をもって提供を終了いたします。また、2020年3月以降に一部の地域から順次終了します。
終了する見込みがある点、2年間しか割引を受けられない点、ADSLによる通信速度が非常に遅い点を考えると、SoftBank 光やSoftBank Airなどの高速通信対応のインターネットに早めに切り替えた方が、料金と品質の両面で利便性が高いです。
おうち割 光セットの注意事項
インターネット申し込みから180日以内に開通しなければ、割引相当額をまとめて請求される
対象固定通信サービスのお申し込み180日経過後も、固定通信サービスの契約成立が当社にて確認されない場合、固定通信サービスの契約状況を確認した前請求月末をもって割引は終了となり、それまでの割引額を増額分も含め、携帯電話/タブレット回線/Wi-Fiルーター/モバイルシアターのご利用料金に合算し請求させていただきます。
つまり、おうち割 光セットのインターネットを申し込んだとしても、6ヵ月以内(180日以内)にインターネット工事を完了し、宅内で使える状態にしていないと結局割引を受ける事はできません。
結局期間内に開通しなければ、それまで自動適用されていたおうち割 光セットの割引相当額を後からソフトバンクの利用料金に合算して請求される羽目になります。
まぁ、割引条件を満たさなければ当然のことですが、「面倒だから」「都合が合わないから」という具合で光工事の日程調整を先延ばしにしてしまうと、結局ユーザーが損をしてしまうので注意しておきましょう。
ソフトバンクにネットと家族をまとめるキャンペーン
SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」は、他社インターネットからSoftBank 光かSoftBank Airのいずれかに乗り換えた場合、他社で発生する違約金・撤去工事費を満額還元してくれるキャンペーンです。
キャッシュバックの対象は「他社サービス解約時に発生する違約金」「撤去費用」「他社モバイルブロードバンド端末代金の残債」の3種類です。他社解約後の解約証明書をソフトバンクに提出すれば、キャッシュバック対象となります。
キャッシュバック金額は最大100,000円を普通為替でキャッシュバックしてもらえます。ただし、他社モバイルブロードバンド端末代金の残債に対するキャッシュバック金額は42,000円が上限です。
SoftBank 光は申し込み日から180日以内、SoftBank Airは申し込み日から90日以内の開通が条件となります。
インターネットを乗り換える時は、ケータイの解約時以上に違約金や負担金が発生するケースもあります。このキャンペーンを有効活用してソフトバンクのインターネットサービスの乗り換えが非常にやりやすくなるわけです。
SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン
「SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン」は、他社インターネットからSoftBank 光に乗り換えしたユーザーに最大24,000円キャッシュバック(普通為替)または、月額利用料から1,000円×24ヵ月割引されるキャンペーンです。
ちなみに回線工事費が9,600円または2,000円の場合は、10,000円分のキャッシュバック(普通為替)もしくは1,000円×10ヵ月の割引となります。
適用条件として「SoftBank 光契約前に他社インターネット回線を利用していること」「180日以内の開通」が前提となります。
また、SoftBank Airの場合は、工事不要で利用できるため、そもそも工事費は発生しない為、本キャンペーンは対象外となります。
おうち割 光セット スタートキャンペーン
おうち割 光セット スタートキャンペーンは、モバイルを他キャリアからSoftbankに乗りSoftBankが提供するインターネットとまとめておうち割 光セットに加入すると、他社のスマホ・ケータイの解約違約金相当額から通信料金にて還元するキャンペーンです。
対象乗り換え前キャリアはdocomo、au、UQモバイルの3キャリアで、2年契約解除料が還元対象です。ちなみに機種代金の分割払い残債、機種購入サポートの違約金などの解約違約金は対象外となります。
購入対象機種は4Gスマートフォン/4Gケータイ/AQUOSケータイで、ウルトラギガモンスター+かミニモンスターのいずれかのプランで乗り換えすることが条件です。