Pixel 4/Pixel 4 XLはGoogleが作った新しい純正スマホです。
Googleは過去にNexusブランドで他メーカーに製造を委託しながら自社製品のスマホを発売してきました。一方、PixelシリーズはGoogle自ら設計・開発・販売まで手掛ける謹製のスマホです。
Apple社の「iPhone」と「iOS」のようにハードウェアとソフトウェアをGoogleが「Pixel」と「Android」を一貫して開発しています。常に最新のAndroid OSを利用できる上、無駄なプリインストールアプリを一切搭載しないため、非常にサクサク快適に動作する使い心地を楽しめます。
ソフトバンクの発売日は2019年10月24日とすでに決まっています。Googleから直接購入もできますが、日本国内大手キャリアではソフトバンクが独占して販売することになりそうです。
Pixelシリーズはカラフルで洗練されたデザインがとても印象的です。デザインが良いからPixelを利用するユーザーも多いです。
本記事では、Google Pixel 4/4 XLのカラー・デザインを細かく確認していきます。
目次
Pixel 4のカラーバリエーションが気になる
ソフトバンクのGoogle Pixel 4/4 XLは3色のカラーバリエーションで発売されます。
Clearly White(クリアリーホワイト)、Just Black(ジャストブラック)、Oh So Orange(オーソーオレンジ)の3色。
特に今回は、サイドボタン(電源やスリープをオン/オフにするボタン)が色味のアクセントになっています。筐体のフチを囲っている黒いアルミフレームは無機質な印象を与えますが、サイドボタンのアクセントで、端末全体にカジュアルな印象をもたらしています。
グローバル展開するモデルでも3色発表でしたが、ソフトバンクでも同じく3色発売されることが決まりました。
もし、私が購入するならOh So Orange(オーソーオレンジ)一択です。
メインカラーのオレンジが淡い印象を与えながらも、黒のサイドケースでビシっと引き締められています。カジュアルとフォーマルの一体感があり、プライベートでもビジネスシーンでも映えるカラーだと感じています。
実は以前、GoogleのNexus 5でド派手なブライトレッドを専用のイエローカバーで使い込んでいました。これだけ目立つ色だと、スマホを置き忘れてもすぐに見つけることが出来ます。むしろ必ず誰かが見つけてくれます。
もともと目立つカラーを好んでいる事もあり、Pixel 4/4 XLも目立つ色合いのOh So Orange(オーソーオレンジ)に一瞬で惹かれてしました。
ついにノッチが消えた
ノッチとは、ディスプレイ上部を覆い尽くす黒い切り欠きの部分です。2017年のiPhone Xに採用されて多くのユーザーに知れ渡ったことで有名です。
旧モデルPixel 3ではフロントカメラの影響でノッチが画面上部を邪魔していました。
しかし、Pixel 4/4 XLでは画面のノッチがついに消えました。画面全てをディスプレイで覆われているため、ゲームアプリやSNSで写真や動画を楽しむときも気にならなくなりました。
本体はアルミ製フレームとガラスコーティング仕様
Pixel 4はディスプレイ部がガラスコーティングCorning Gorilla Glass 5を採用しています。特に背面はさらに磨き上げて加工されており、ツヤが目立つ印象です。
また、サイドケース(フレーム)部分はアルミ製フレームでマットな仕上げです。光の反射などは少なくスッキリした印象です。
キャプチャ画像では伝わりにくいですが、背面ディスプレイがガラスコーティングがゆえに指紋などが目立ちやすいかもしれません。
まぁ、多少の汚れであれば拭き取ればキレイになりますが、特にJust Black(ジャストブラック)だとより目立つと考えられます。
そういう意味でも私はOh So Orange(オーソーオレンジ)がおススメです。
どうしても、指紋をつけずにキレイに利用していきたい場合は、Pixel 4専用ケースをGoogleは販売しています。価格は4,800円です。
仮に純正品でなくともAmazonなどで対応するケースを購入し、筐体を保護しながら利用するのもアリです。
もうPixel 3のような2配色ではない
Pixel3やPixel3aで少し残念に感じていたのが、背面ディスプレイの質感や色合いが2つに分かれていている点でした。よく見ると、アウトカメラやフラッシュの周辺が濃い色合いで、指紋認証部以下は薄めの色合いで仕上げられていました。
個人的に、2色に分かれたデザインが全体の統一感を損ない、安っぽい端末に見えてしまう印象があったので残念に感じていました。
また、背面の「G」というGoogleの頭文字もコントラストがはっきり目立ちすぎる為、弱々しいブランドの印象を感じていました。
Pixel 4/4 XLでは見事にすべて改良されました。全面統一カラーのガラスコーティングで仕上げられており、一体感を生んでいます。また「G」マークもツヤが生まれて輝きを放ちます。質が高いGoogleブランドを演出する仕上がりになっています。
Google Pixel 4/4 XLは、輝きを取り戻しました。
カメラはタピオカレンズじゃない
Apple社が提供しているiPhone 11シリーズでは、カメラのレンズひとつひとつが隆起していて、タピオカのようなレンズだと揶揄されました。
いわゆる「タピオカレンズ」として、拒否反応を示すユーザーも一定数いました。
しかしGoogle Pixel 4/4 XLは2つのカメラレンズとフラッシュがひとつのケース内に収容されており、タピオカのような印象はありません。
端末を斜めから確認しても、ひとつにまとまっていることがわかります。
他メーカースマホでトレンドのトリプルカメラや超広角撮影は残念ながら非対応ですが、反してカメラ部のデザインはスッキリした印象を与えています。
これならタピオカレンズで拒否感を示すユーザーも安心して利用することが出来そうです。
Pixel 4に穴が開いているのはスピーカーと充電ポートだけ
Pixel 4にはイヤホンジャックがついていません。ワイヤレスイヤホンの普及や耐水性の一定基準を満たすために、イヤホンジャックを捨てたと考えられます。
また、Pixel 3やPixel 3aで搭載されていた背面の指紋認証する部分(穴)もPixel 4/4 XLでは排除されています。
なので、端末に空いている穴は端末の上部のスピーカー1つ、ボトムのスピーカー/マイク2つ、充電ポート(Type-C)1つの合計4つです。
ちなみにPixel 4/4 XLは耐水性能を持っていますが、長時間水につけたり海水や温度差の結露には弱いので、4つの穴から侵入する水分には気をつけておきたいです。
つまり有線イヤホンで音楽を聴くにはUSBポートを占領
先述のとおり、Google Pixel 4/4 XLにはイヤホンジャック(穴)がありません。音楽を有線イヤホンで聴きたい場合は、USB(Type-C)に対応した有線イヤホンを利用する必要があります。
繋いでみるとこんな感じです。
有線イヤホンは本体ボトム部分に接続します。しかし、USBポートを利用する為、充電しながら有線イヤホンを利用できないのは少々面倒です。
GoogleではPixel 4/4XLに対応したGoogle純正の有線イヤホンも販売しています。
純正イヤホンは、イヤホンとリモコン(マイク内蔵、音量、オーディオ、通話、Google アシスタントを操作可能)がついています。
24ビットのクリアな音質で音楽を楽しめる上に、黒いボタンを押すといつでもGoogleアシスタント機能を利用できる特徴があります。
例えば、黒いボタンを押して「OK Google、英語に翻訳して」と言うだけで、Google翻訳を耳元で利用しながら40以上の言語でコミュニケーションできるようになります。
2020年の東京オリンピックで外国人がこれからたくさん日本にやってきます。街中で音楽を聴きながら歩いていた時に突然、外国語で道を尋ねられても、これなら一発解消できちゃうわけです。
販売価格は3,456円でお手ごろな値段です。
Pixel Budsというワイヤレスイヤホンの選択肢もある
有線イヤホンが邪魔になる場合は、Google Pixel Budsというワイヤレスイヤホンを利用すると、もっとすっきりします。
Google Pixel Budsは白いGのマークをタップするだけでGoogleアシスタントを起動できる上、防水性能を保っています。先述したGoogle翻訳機能ももちろん使えます。
また、ワイヤレス充電器で充電可能な為、充電をわざわざ差し込む手間も必要ありません。
さらにAndroid 6.0以降を実行するデバイスならGoogle Pixel BudsをFast Pairで接続して、Google Pixel Budsを置き忘れても「デバイスを探す機能」ですぐに置き場所を確認することができるため紛失のリスクが少なく安心です。
ワイヤレスデザインなので、邪魔な線がまとわりつく心配もなく周囲から見てもすっきりした印象でサウンドを楽しむことができます。
Google Pixel Standのデザインがおしゃれ
Google Pixel 4/Pixel 4 XLはワイヤレス充電Qi規格に対応しています。Googleは専用のワイヤレス充電器「Google Pixel Stand」を9,504円で販売しております。
一目で、シンプルで美しいデザインという印象が伝わります。
スタンド下部に本体を支えるストッパーがあるので充電中にPixel 4が滑り落ちる心配もありません。また、ほど良い角度で固定できるので充電しながら動画や写真や音楽を楽しむことも出来ます。
さらに、寝る前に部屋を暗くしていてもわざわざ充電ケーブルを探して充電ポートに差し込むわずらわしさもありません。
部屋の中で利用していても、ひとつのオブジェとしておしゃれな印象を与えてくれそうですね。
Pixel 4の本体サイズは2種類
今回のGoogle Pixelは2種類の大きさのモデルが提供されています。スタンダードサイズのPixel 4と大きなモデルのPixel 4 XLです。性能そのものに遜色ありませんが、純粋に画面や本体サイズの違いがあります。
本体サイズ(横×縦) | 画面サイズ | |
Pixel 4 | 68.8×147.1mm | 5.7インチ |
Pixel 4 XL | 75.1×160.4mm | 6.3インチ |
iPhone 11 Pro | 71.4×144.0mm | 5.8インチ |
iPhone 11 Pro Max | 77.8×158.0mm | 6.5インチ |
iPhoneと比較すると、Pixel 4は横幅と画面サイズが一回り小さくつくられています。
さらに、Pixel本体側面は丸みを帯びているので優しく手に馴染むでしょう。
特にスタンダードモデルPixel 4は片手にすっぽり収まるサイズなので、メールやSNSで文字を打つ場合にもすべて片手で解決できそうです。
まぁ、実際の持ちやすさは店頭で実際に手に取って確認したうえで判断したほうが良いでしょう。
Pixel 4はソフトバンクで購入する方がオトク
Google Pixel 4 / Google Pixel 4 XLをソフトバンクで購入するなら、トクするサポートで約半額近い価格で新機種を購入する事ができます。
また、毎月の料金プランもミニモンスターで最安1,980円~利用できますし、ウルトラギガモンスター+なら毎月50GBのデータ通信に加えて対象の動画やSNSサービス見放題で利用できます。
これらに加えて、Googleのサービス特典が受けれられるので大変お得です。以下、特典内容を確認していきましょう。
Google Play ギフトコード5,000円分プレゼントキャンペーン
ソフトバンク各店舗またはソフトバンクオンラインショップにて Google Pixel 4 / Google Pixel 4 XL を購入のうえ期間中に応募すると、 Google Play ギフトコード 5,000円分を全員にプレゼントされるキャンペーンがあります。→ソフトバンクオンラインショップ
購入対象期間は2019年10月24日(木) 0:00 ~ 2019年11月30日(土) 23:59で、応募締切は2019年12月1日(日) 23:59まで。
その後、Google Play ギフトコード 5,000円分が2019年12月中旬頃(予定)に送られてきます。
特典の使用期限があり、送られてきたGoogle Play ギフトコードは 2020年1月6日(月) までにGoogleアカウントに追加する必要があります。アカウントにチャージした後は 2021年1月6日(水) までに利用しなければクーポンは消失してしまうので注意しましょう。
Google One 3ヵ月無料キャンペーン
Google One はGoogleをより活用できるプレミアム会員サービスです。本特典は、Google ドライブ やGmail、Google フォト などで利用できる100GB(毎月250円相当)のクラウドストレージを利用することが出来ます。
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まぁ、3ヵ月間の限定特典で、その後は有料化(毎月250円相当)しますので私はあまり活用する必要はないかなと考えています。