GoogleのPixel 4/Pixel 4 XLがソフトバンクから発売されますが、気になる機能のひとつがカメラ性能です。
他メーカーでは今やトリプルレンズカメラが主流なのに、Pixel 4でようやくデュアルレンズカメラを搭載したと知った時には、内心がっかりしていました。
しかし、その悩みは一瞬で吹き飛んでしまうことになります。
Pixelカメラの進化を知るうちに、Googleがカメラに賭けるソフトウェアの開発と技術力の高さを思い知ったからです。
Pixel 4/4 XLはスペックの見た目ではなく「中身」で勝負する端末です。
Googleのカメラのソフトウェアは間違いなく世界最高峰です。それに加えてハードウェアも進化したわけですから、Pixel 4/4 XLのカメラは今回も驚きを提供しています。
関連記事:「ソフトバンクのGoogle Pixel 4/4 XLのカラーやデザイン見た目が気になるなら」
目次
- 1 2レンズのデュアルカメラ搭載
- 2 Pixel4/4 XLとPixel 3/3 XLのカメラスペックを比較する
- 3 Pixel 4のカメラはスペックじゃなくて「中身」で勝負
- 4 Pixel 4/4 XLのカメラ特徴まとめ
- 5 夜間撮影モード「Night Sight」は魔法の4分で星空の撮影が可能に
- 6 暗い場所でも最新ソフトウェアで処理したHDR+でかなり明るい写真を残せる
- 7 望遠レンズと超解像ズームの融合でものすごいきれいなズーム撮影が可能に
- 8 手動で補正できるから逆光でも鮮やかに写真を残す
- 9 デュアルカメラレンズで究極のポートレート撮影を可能に
- 10 Pixel 4/4 XLはソフトバンクオンラインで購入する方がオトク
2レンズのデュアルカメラ搭載
Pixel 4/Pixel 4 XLのカメラは2つのレンズを搭載しています。約1,600万画素の望遠レンズと約1,200万画素の広角レンズで撮りたいシーンを思いっきりキレイに残してくれます。
他メーカーではトリプルレンズカメラが主流ですが、Pixel 4/4 XLはデュアルレンズを搭載します。
超広角レンズは未搭載で、2レンズカメラならまぁその程度か。と考えていましたが、どうやら今回はスペックの見た目ではなく「中身」がスゴイ。
Pixel4/4 XLとPixel 3/3 XLのカメラスペックを比較する
まずは前モデルからどのような点が進化したのか、Pixel 3/3 XLとPixel 4/4 XLのカメラスペックとカメラ機能を一挙に比較してみます。
【アウトカメラ】
アウトカメラ | |
Pixel 4 | 【12.2MP デュアル ピクセル背面カメラ】 ƒ/1.7/デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス 光学式および電子式手ぶれ補正機能 視野 77° 画素サイズ 1.4 μm 【16メガピクセル望遠カメラ】 ƒ/2.4 位相差検出式オートフォーカス 光学式および電子式手ぶれ補正機能 スペクトル センサーおよびフリッカー センサー 視野 52° 画素サイズ 1.0 μm |
Pixel 4 XL | 【12.2MP デュアル ピクセル背面カメラ】 ƒ/1.7/デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス 光学式および電子式手ぶれ補正機能 視野 77° 画素サイズ 1.4 μm 【16メガピクセル望遠カメラ】 ƒ/2.4 位相差検出式オートフォーカス 光学式および電子式手ぶれ補正機能 スペクトル センサーおよびフリッカー センサー 視野 52° 画素サイズ 1.0 μm |
Pixel 3 | 12.2 MP デュアル ピクセル背面カメラ ƒ/1.8 オートフォーカス、デュアル ピクセル位相差検出 光学式および電子式手ぶれ補正機能 |
Pixel 3 XL | 12.2 MP デュアル ピクセル背面カメラ ƒ/1.8 オートフォーカス、デュアル ピクセル位相差検出 光学式および電子式手ぶれ補正機能 |
【インカメラ】
Pixel 4 | 8メガピクセル広角カメラ ƒ/2.0、固定フォーカス NIR フラッド エミッター NIR ドット プロジェクター NIR カメラ 2 基 視野 90° 画素サイズ 1.22 μm |
Pixel 4 XL | 8メガピクセル広角カメラ ƒ/2.0、固定フォーカス NIR フラッド エミッター NIR ドット プロジェクター NIR カメラ 2 基 視野 90° 画素サイズ 1.22 μm |
Pixel 3 | 8メガピクセル広角 / 標準カメラ 広角: 絞り値 f/2.2、固定フォーカス |
Pixel 3 XL | 8メガピクセル広角 / 標準カメラ 広角: 絞り値 f/2.2、固定フォーカス |
【カメラ機能】
Pixel 4 | グループ自撮りモード 夜景モード トップショット ポートレート モード 超解像ズーム モーション オートフォーカス HDR+ よく撮影する人 デュアル露出コントロール |
Pixel 4 XL | グループ自撮りモード 夜景モード トップショット ポートレート モード 超解像ズーム モーション オートフォーカス HDR+ よく撮影する人 デュアル露出コントロール |
Pixel 3 | グループ自撮りモード 夜景モード トップショット ポートレート モード 超解像ズーム モーション オートフォーカス HDR+ |
Pixel 3 XL | グループ自撮りモード 夜景モード トップショット ポートレート モード 超解像ズーム モーション オートフォーカス HDR+ |
Pixel 4のカメラはスペックじゃなくて「中身」で勝負
Pixel 4/4 XLのカメラスペックを数値データだけでつらつらと追いかけていると、単なる普通のカメラ性能のように感じます。
今回のカメラは、スペックではなく機能の「中身」が大幅に進化しています。
「レンズ」「フラッシュライト」などのハード面に加えてGoogleは独自の「ソフトウェア」をうまく融合し、カメラの性能を最大限まで引き出すことに成功しました。
正直なところカメラレンズ自体はそこそこの性能なのですが、ソフトウェアが優秀すぎて感動します。
スペック数値ではなく、「中身」で勝負するGoogle本気のカメラを一気に確認していきましょう。
Pixel 4/4 XLのカメラ特徴まとめ
それでは一体、Pixel 4/Pixel 4 XLのカメラの中身はどのように進化したのか。
まずは、カンタンにまとめて確認しましょう。
1、星空撮影が可能になる「Night Sight」モードが追加
2、HDR+でさらに暗い場所でもさらに明るく撮影できるように進化
3、望遠レンズと超解像ズームの融合でズーム撮影時もぼやけない
4、手動で逆光補正できる機能が優秀
5、デュアルレンズでより鮮明なポートレート撮影を可能にした
以上5つが進化したポイントです。これらの特徴をまとめて見てみると、「いやいや。他のスマホではどれも同じような機能があるよ」という考えがあるかもしれません。
私も同じような気持ちでしたが、Googleはこれらの機能を全てソフトウェアやAIを駆使して最上級に仕上げてくれます。実際に、店頭でカメラ機能を思いっきり試してみたほうが早いですね。
それではひとつずつ機能の仕組みを確認していきます。
夜間撮影モード「Night Sight」は魔法の4分で星空の撮影が可能に
Pixel 4カメラの特筆すべき機能が「Night Sight」、いわゆる夜景や星空を撮るモードです。この夜間撮影モードで、なんと夜空の天体写真をキレイに撮ることができるように進化しました。
撮影方法は、Pixel 4/4 XLを4分間固定して同じ場所で撮影を続けるだけです。信じられないほどきれいな星空を撮影することができます。
まぁ、4分も固定するなら手持ち操作では厳しいでしょうから、三脚などに本体を固定して撮影しないと本領発揮できないでしょう。
Pixel 4が4分間の間に何をやっているかというと、16秒の光を15回に分けて撮影します。撮り集めた15枚の写真をソフトウェアを駆使してノイズ、光の明るさ全てをクリアに自動補正し、1枚の写真に仕上げてくれます。これが魔法の4分です。
夏の夜空もキレイですが、秋冬は空気が澄んでいてもっと星空がクリアに見えます。キャンプやアウトドアの思い出として使ってみたい機能ですね。感動しそうです。
ちなみにNight Sightモードで夜景を撮るとこんな感じです。
月が反射する海の光や、橋の光量が多くてまるで昼間のように明るい景色を残してくれます。こんな写真がスマホで撮れるのはPixel 4だけでしょう。
暗い場所でも最新ソフトウェアで処理したHDR+でかなり明るい写真を残せる
室内の暗い部屋でも、数枚の写真を重ね合わせてノイズや露光を調節することで、鮮明な写真を残すことが可能になりました。
HDR+の技術で被写体の色、カタチ、写せなかった影など細部にわたって明るく再現してくれます。もはや詐欺写真なんじゃないか?と錯覚するほど肉眼で見るよりきれいな写真に仕上がります。
望遠レンズと超解像ズームの融合でものすごいきれいなズーム撮影が可能に
Google Pixel 4/pixel 4 XLのカメラでは、新たに搭載された望遠レンズと超解像ズームを融合し、ズーム撮影時も非常にクリアな写真を撮る事が出来るように進化しました。
超解像ズームの仕組みは、撮影する時に1画素分の情報をセンサーをずらして4画素分の情報として画像を処理しています。その結果、ズームして引き延ばしても背景や親子の境界線がスッキリしてクリアな仕上がりになります。
さらにPixel 3にはなかった「望遠レンズ」を搭載しているので、ハードウェアとソフトウェアの進化がユーザーの使い心地をグレードアップさせてくれるわけです。
手動で補正できるから逆光でも鮮やかに写真を残す
太陽など明るいところに逆光で入り込んでしまうと、被写体が暗くうつりこんしまって結局よくわからない写真を撮ってしまった経験は、ほとんどの人があるのではないでしょうか。
もし逆光になれば、光の具合を見て被写体に移動してもらって撮影場所を変えなければなりません。
でも、イメージ写真のように海に沈む太陽をバックにして被写体を移したい時は大変ですよね。太陽光の向きを考えて180度移動して撮影していては、きっと海岸の岩しか映りませんよ。ゴツゴツした岩に座っている人の写真しか撮れません。これじゃあ岩の思い出しか残りません。
Google Pixel 4/pixel 4 XLのカメラならその心配はもう不要です。
逆光に入り込んだとしても、シャッターを切る前に手動で簡単に露光を補正できるからです。画面右側のバーをスクロールすれば、明るさを自動補正してくれるので、被写体も明るく映りこみます。
逆光でも思い出が明るく残せるPixel 4です。
デュアルカメラレンズで究極のポートレート撮影を可能に
実は前モデルのPixel 3でもカメラレンズ1つでありながら、世界最高峰のソフトウェア補正によりポートレート写真を実現する機能がありました。
Pixel 4/4 XLでは、デュアルカメラレンズを搭載したことにより、前モデルより究極進化したポートレート撮影が出来るように変わりました。世界最高峰のソフトウェアに遂にデュアルカメラレンズが搭載されたわけです。
イメージとしては、これまで片目で一生懸命遠近感を掴もうとしていたPixel 3が、ついにPixel 4では両目で遠近感を掴むように進化した感じでしょうか。
実際にPixel 4で撮影された写真の例です。バイクの配管やエンジンパーツの細かいとこまでキレイに描写しながらも、背景の建物との境目はくっきり映りこんでいます。
犬の細かい毛先一本一本も、くっきりとクリアに遠近感を捉えている点は進化した点でしょう。今や世界中のあまたるスマホでポートレート機能は主流となっていますが、そのクオリティ差があるのもまた事実です。
GoogleのPixel 4/4 XLは、最高峰のポートレート撮影を実現するスマホです。
Pixel 4/4 XLはソフトバンクオンラインで購入する方がオトク
Google Pixel 4 / Google Pixel 4 XLをソフトバンクで購入するなら、トクするサポートで約半額近い価格で新機種を購入する事ができます。
また、毎月の料金プランもミニモンスターで最安1,980円~利用できますし、ウルトラギガモンスター+なら毎月50GBのデータ通信に加えて対象の動画やSNSサービス見放題で利用できます。
これらに加えて、Googleのサービス特典が受けれられるので大変お得です。以下、特典内容を確認していきましょう。
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その後、Google Play ギフトコード 5,000円分が2019年12月中旬頃(予定)に送られてきます。
特典の使用期限があり、送られてきたGoogle Play ギフトコードは 2020年1月6日(月) までにGoogleアカウントに追加する必要があります。アカウントにチャージした後は 2021年1月6日(水) までに利用しなければクーポンは消失してしまうので注意しましょう。
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Google Pixel 4/4 XLのカメラ撮影した高画質の写真や動画の画質を劣化することなく元画質で残すことが出来ます。特に、Night Sightで撮影した星空の天体写真はきれいな画質のままずっと思い出に残しておきたいですね。