ソフトバンクエアーは、申し込み後に届くAirターミナルをコンセントに接続すれば、工事不要ですぐにインターネットを利用できるという手軽さが大変人気です。
引っ越す機会が多い方や、宅内に光回線が届いていない環境の方は特に便利に使えます。
しかし、ソフトバンクエアーで気になるのが利用料や2年契約の仕組み。
中には、2年未満の短期利用を検討している、近々解約予定だから2年契約なしプランに変更できるのだろうか、と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在のソフトバンクのスマホプランでは、定期契約・解約金なしの新料金プランが存在しているものの、実はどうやらソフトバンクエアーの2年契約の仕組みはモバイル回線とは異なる状況のようです。
本記事では、ソフトバンクエアーの料金プランの仕組み・2年契約の詳細について解説していきます。
関連記事:「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)をわかりやすく詳細解説」
目次
ソフトバンクエアーの料金体系
まずは、ソフトバンクエアーの料金体系について確認します。
ソフトバンクエアーは、ソフトバンク回線の有無によって、月額利用料金が異なります。
料金の内訳は以下の通りです。
SoftBank Airのみ | SoftBank Air+ソフトバンクのスマホを利用中 | |
基本料金 | 4,880円(2年契約) | |
Airターミナル賦払金 | 1,650円(税込)×36回 | |
月月割 | △1,650円(税込)×36回 | |
SoftBank Airスタート割 (12ヵ月目まで) |
△1,080円 | △580円 |
月額料金 (12ヵ月目まで) |
3,800円 (税込 4,180円) |
4,300円 (税込 4,730円) |
月額料金 (13ヵ月目以降) |
4,880円 (税込 5,368円) |
内訳を確認すると、ソフトバンクエアーを「単体契約」するのか、または「ソフトバンク回線とのセット契約」なのかによって、ソフトバンクエアーの月額料金が異なることがわかります。
基本料金そのものは同じですが、SoftBank Airスタート割の割引額が単体契約のほうが500円分おトクになっているため、月額料の総額にこのような差が生じています。
なお、2年目以降(=13か月目以降)はSoftBank Airスタート割が終了するため、月額料金は単体契約・ソフトバンクとのセット契約いずれも同額となっています。
また、ソフトバンクエアーの短期利用を検討している場合は、Airターミナルの割賦金にも注目しておきましょう。
ソフトバンクエアーを利用するにはAirターミナルという箱型の通信機器の利用が必須ですが、この機器は「購入」または「レンタル」から選択することが出来、購入する場合は月月割という通信料割引で2年間利用すれば実質負担金がかからない仕組みとなっています。
一方、レンタル契約時は、上記の月額料金とは別に毎月490円のレンタル料が発生します。
もし、「分割購入」を選択して短期利用する場合、2年未満で解約しても解約金とは別にAirターミナルの残債を支払わなければなりません。
ソフトバンクエアー申し込み前であれば、今後の利用期間を想定した上で「購入」または「レンタル」どちらが良いのか慎重に判断することをおすすめします。
つまり、ソフトバンクエアーを契約する際は、2年更新プランを意識しつつ、Airターミナルの負担費用についても忘れずに意識しておくことが大切です。
Airターミナルの「購入」または「レンタル」はどちらを選択すべきか?という目安については、後の章で解説します。
ソフトバンクエアーに2年契約なしプランはあるのか?
さて、ソフトバンクエアーの基本料金に2年契約なしプランはあるのか?という点について確認します。
結論から言うと、ソフトバンクエアーの基本料金は2年自動更新契約のみの提供で、2年契約なしプランは提供されていません。
つまり、契約時に選択できるのは2年自動更新プランのみとなります。
少し視野を広げて整理すると、ソフトバンクのスマホ向けプランでは、一部で2年契約なし・解約金なしの仕組みを提供しているものの、ソフトバンクエアーでは2年契約のみの提供ということとなります。
例えば、ソフトバンクとソフトバンクエアーをセットで利用している方が、他社に乗り換えまたは解約をする際に、スマホ側の料金は解約金が発生しないのに、ソフトバンクエアーだけ解約金が発生してしまう。という場合があるかもしれません。
ソフトバンクのスマホとソフトバンクエアーの契約は全く別の仕組みである、ということを整理して理解しておきたいところです。
ソフトバンクエアー2年契約の仕組み
ソフトバンクエアーの2年契約は、利用開始日を1ヵ月目とし、24ヵ月目が契約満了月となります。
例えば、1月にを利用ソフトバンクエアーの開始した場合、24ヵ月目の翌年12月が契約満了月となり、この間であれば解約金は必要ありません。
しかし、契約満了月の翌月に入ると再度2年契約が再スタートし、契約満了月以外の解約時は9,500円の解約手数料が発生してしまいます。→SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の更新月や契約期間について
もし、短期利用を想定しているのであれば、契約時にAirターミナルを「購入」または「レンタル」のいずれかより選択することが出来ますが、短期利用時の負担を安く済ませるなら「レンタル契約」をおすすめします。
短期利用ならレンタル契約という選択がベターかもしれない
残念ながらソフトバンクエアーでは2年契約なしの料金プランが存在しません。
それでも、短期利用を検討しているという方は「レンタル契約」という選択が良いかもしれません。
もともと、ソフトバンクエアーを利用するには「Airターミナル」という白い箱型の端末を購入、またはレンタル契約して使うこととなり、相応の分割支払い金またはレンタル費用が必要となります。
以前、比較検証してみたことがあるのですが、ソフトバンクエアーは、おおむね契約から23か月未満で解約する予定であれば、購入するよりもレンタル契約したほうが総負担金が少なく済みます。
ソフトバンクエアーを契約してすぐに解約する予定であれば、料金プランの解約金だけでなく、Airターミナルの端末残債などを視野に入れながら総コストのバランスをみて「購入契約が良いのか」または「レンタル契約が良いのか」選択しましょう。
関連記事:「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)のAirターミナルはレンタルと購入どちらがお得なのか? 損益分岐点を計算してみる」
ソフトバンクエアーの申し込みはWeb代理店を活用したい
ソフトバンクエアーの申し込みチャネルとして店頭、Web、電話などがありますが、個人的には「Web代理店」での申し込みがダントツでおすすめです。
今の世の中の雰囲気として、店頭は気軽に来店できない状況ですし、コールセンターもオペレータの調整と問い合わせ需要が多いことからなかなかつながらず、長時間待っていなければ手続きをすすめられない可能性があります。
ソフトバンクエアーのWeb代理店は、いつでも手軽に申し込み出来、比較的スムーズに手続き出来る点で有利です。
また、Web代理店では、ソフトバンク公式のキャンペーンに加えて、代理店独自施策によりユーザー還元を提供しています。
つまり、欲しいと思った時に手軽に申し込み出来る上に、さらにオトクに利用できる点において、Web代理店を活用しないわけにはいきません。