現在利用しているSoftBank Air(ソフトバンクエアー)を、引っ越しにより新居へ移したい時には、事前にソフトバンクで「移転手続き」の申し込みが必要です。
一般的に、SoftBank Air(ソフトバンクエアー)以外のインターネットの場合だと、移転に伴い、移転先で開通工事が必要となりますが、SoftBank Airは面倒な配線工事が不要で、移転時の手数料や工事費は一切必要ありません。
また、工事日調整の必要もないため、新居へ引っ越すときに手間をかけることなく、すぐに利用し始めることができます。




目次
ソフトバンクエアー を引っ越し先に移す移転手続きの費用は?
引越しなどの理由でソフトバンクエアーの利用場所を別住所に移す手続きのことを「移転(いてん)手続き」と呼びます。
しかし、移転手続きにおいて心配なのが「手数料や費用が発生するのではないか?」という点。
結論から言うと、ソフトバンクエアーの移転手続きでは、手数料や工事費は一切発生しません。
一般的な固定インターネットの場合、引っ越しの度に1万円~2万円程度の工事費・手数料が発生するものですが、ソフトバンクエアーではそもそも配線工事の必要がないため、移転手続き時にこれらの費用が一切発生しません。
唯一、やるべきこととすれば、引っ越し前にソフトバンクへ移転手続きを済ませておくことくらいです。
手続きの流れは後述しますが、ソフトバンクエアーの利用ルールとして、移転手続きをする前に別の場所で利用した場合、最悪、通信制限措置をとられてしまうことがあります。
しかし、引っ越し前に移転手続きさえ行ってしまえば、あとは現在利用中のAirターミナル(白い箱)を引っ越し先に持ち込んでコンセントに接続してこれまでと同じように使えます。
実際に、私自身契約住所以外でソフトバンクエアー を使ってしまい、大変な思いをしたことがあります。
ぜひ、お気をつけください。
関連記事:「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)を契約住所以外で使ったら恐怖のSMSが送られてきた!」
引っ越しが多い方は移転費用においてソフトバンクエアーが圧倒的にお得
人が生涯引っ越す回数は、平均4回と言われています。
一般的なインターネットを引っ越し先でも引き続き使うための移転費用は、1回あたり1万円~2万円(手数料・工事費含む)が相場ではないでしょうか。
ということは、仮に、生涯平均4回の引っ越しで、およそ4万円~8万円程度の費用が発生します。
もちろん、住宅を購入する場合や、頻繁に転勤する場合など、ライフスタイルによって引っ越しする回数は人それぞれ異なります。
しかし、平均以上に頻繁に引っ越す可能性があるのであれば、工事の手間や費用がかからないソフトバンクエアーを利用することで、数万円、場合によっては数十万円も浮かせることができる可能性があります。
ソフトバンクエアーの移転手続きの流れについて
現在、ソフトバンクエアーを利用中の方が引っ越し先でも引き続きソフトバンクエアーを利用する場合は、引っ越し前に手続きを進めておく必要があります。
先述した通り、移転手続きを行わないまま引っ越し先で使ってしまうと、ルール違反とみなされ、最悪の場合通信制限措置をとられる可能性があります。
ここからは、ソフトバンクエアーの移転手続きの流れを確認していきます。
まずは、移転手続きをスムーズに進めるために、以下の情報を集めます。
- 現契約者の名前
- 登録電話番号
- 生年月日
- 引っ越し先住所と郵便番号
- 引っ越し予定日
これらの情報を準備した後、ソフトバンクショップ店頭またはMy SoftBank(WEB)もしくはSoftBank Airサポートセンター(電話)、3つのうちいずれかの窓口で移転手続きを進められます。
引っ越しの準備というのは非常に忙しく、時間も限られていますので、個人的にはどこからでも電話1本で手続きできるSoftBank Airサポートセンター(電話窓口)がおすすめです。
ちなみに、SoftBank Airサポートセンターの電話番号は以下の通りです。
SoftBank Airサポートセンター
0800-1111-820(通話料無料)
営業時間:10:00 ~ 19:00(年中無休)
ただし、SoftBank Airサポートセンターには「電話がつながりにくい」という問題もあります。
特に毎年2~4月は、引っ越し需要の高まりで、移転手続きが集中して、電話がつながりにくいです。
さらにソフトバンクショップ店頭でも長い待ち時間が発生する可能性もあります。
電話がつながらない、または長い待ち時間を避けてスムーズに手続きを行うためには、WEBで手続きを行うというのもおすすめです。
WEB上でソフトバンクエアーの移転手続きをするには、My SoftBankへログインし、会員ページから進めることができます。
ちなみに、ログインにはソフトバンクエアー新規契約時に発行されるS-ID(認証ID)/パスワードが必要です。もし、S-ID(認証ID)/パスワードがわからない場合はこちらをご確認ください。
次に、My SoftBankの「ホーム」画面から「お引越しのお手続き」をクリックします。
手順と同じ画面が表示されない場合は「確認・変更する」をクリックしてください。
次に、注意事項をご確認の上、「お手続きに進む」をクリックし、画面に沿って手続きを進めていきます。
あとは順次、あらかじめ準備しておいた情報を入力し、最終確認を済ませて移転手続きは完了となります。
以上の通り、ソフトバンクで手続きを済ませておけば、あとは新居に引っ越した後に、ソフトバンクエアーで利用するAirターミナルの電源を入れて使い始めるだけです。
案外、簡単です。
何度も言いますが、万が一、移転手続きを忘れてしまうと、引っ越し先でソフトバンクエアーを利用できなくなる場合がありますので、引っ越し前に忘れずに手続きを行いましょう。
ソフトバンクエアーの移転手続きにおける注意点
ソフトバンクエアーは工事不要で手軽に利用できるサービスですが、引っ越しに際して以下のような注意点があります。
手続きを引っ越し前に済ませないとインターネットが利用できなくなる可能性がある
ソフトバンクエアーは、引っ越し前に手続きをしておかなければ、新居へ引っ越した後にインターネットが利用できなくなる恐れがあります。
というのも、ソフトバンクエアーは契約住所以外での利用が認められておらず、そのまま持って行って別の住所で利用をしてしまった場合、警告ののち、強制解約になってしまう可能性があります。
実際に契約住所以外で利用してみたところ、恐怖のSMSが送られてきました。→「ソフトバンクエアーを契約住所以外で使ったら恐怖のSMSが送られてきた」
また、大切な郵送物も引っ越し先に届かなくなる可能性があります。
引っ越し手続きは、必ず引っ越し前に済ませておきましょう。
電波状況によりソフトバンクエアーが利用できない可能性
また、新しい住まいへ移っても、新居の電波状況などの理由でソフトバンクエアーが利用できない可能性があります。
引っ越し前に、あらかじめ、新居でソフトバンクエアーが提供エリアや提供速度はどうなのか、確認しておくと良いでしょう。→ソフトバンクエアー住所別下り最大通信速度情報
また、例えソフトバンクエアー提供エリア内であっても、周囲の建物や環境によっては通信できない・通信速度が遅くなるという可能性もあり得ます。
万が一、引っ越し先でインターネットが繋がらない時は、速やかにソフトバンクに申し出ましょう。
(引っ越し後8日以内であれば解約金不要で解約を受付してもらえる可能性があります。)
移転後もAirターミナルは同じ機器を継続利用
ソフトバンクエアーでインターネットを利用する為の白い箱型の機器(Airターミナル)は、移転前で利用していたものを、移転先でも引き続き利用することとなります。
もともと、Airターミナルは、購入またはレンタル契約のいずれかを選択できます。
Airターミナルを購入した場合はユーザーの所有物ですから、引っ越し先でも同じ機器を利用するのはなんとなくイメージ出来ます。
同じくして、Airターミナルをレンタルしている場合でも引っ越し先で同じ機器を利用することとなります。
Airターミナルは精密機械ですから、引っ越しで持ち運ぶ時に強い衝撃や振動を与えると、「電源が入らない」「通信できない」などの故障リスクがあります。
故障してしまうと、新居でしばらくインターネットが利用できない期間が生じてしまうため、段ボールや緩衝材を用いて、丁重に運びましょう。
ソフトバンクエアーからソフトバンク光へ切り替えるという選択肢もあり
もしかしたら、引っ越しを機にソフトバンクエアーから他インターネットへ切り替えを検討される方もいらっしゃるかもしれません。
ソフトバンクエアーの代わりとしてインターネットを利用するなら断然「ソフトバンク光」がおすすめです。
その理由は、宅内に回線を引き込んで通信する為、高速で安定したインターネットを利用できるからです。
なお、ソフトバンクユーザーであれば、ソフトバンクエアーからソフトバンク光に切り替えても、おうち割 光セットを引き継ぐため、ソフトバンクスマホの利用料金から1回線あたり毎月最大1,000円割引を継続して受けることが出来ます。
また、ソフトバンクエアーからソフトバンク光へ切り替える場合、代理店独自で提供されている圧倒的にお得になるキャッシュバックキャンペーンも見逃せません。
例え、ソフトバンクエアーの解約負担金やソフトバンク光の初期手数料、工事費などが発生しても、ある程度は代理店独自キャッシュバックで負担をカバーできます。
関連記事:「ソフトバンク光の契約申し込みから開通するまでの流れについて」
ソフトバンクエアーは工事配線不要だから引っ越し手続きがカンタン!
ソフトバンクエアーは、一般的な固定のインターネット回線サービスとは異なり、ソフトバンクの電波を無線で受信し、インターネットを利用できる仕組みです。
無線で利用できるからこそ、移転時に面倒な配線工事が一切不要なのです。
今回確認してきた通り、現在ソフトバンクエアーを利用中の方は、引っ越し前にソフトバンクでかんたんな手続きを済ませるだけで、転居後もすぐにインターネットを利用再開できます。
引っ越し準備で忙しい時にも、手軽に移転手続きが出来る点は非常にありがたいです。
もし、現在ソフトバンクエアー以外のインターネットを利用している、またはインターネット未契約の方は、手軽に利用できるソフトバンクエアー を選択肢のひとつとして考えても良いかもしれません。