ソフトバンクエアー(SoftBank Air)を新規契約する時、または解約する時に月額料金は日割り計算されるのか?というのは非常に気になるところです。
ソフトバンクエアーの1か月あたりの基本料金は約4,000円~5,000円前後発生しますが、申し込み手続きによってこの金額が全額負担なのか、日割り負担なのかは大きな違いです。
本記事では、ソフトバンクエアーの日割り計算に特化して内容を確認していきます。
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目次
ソフトバンクエアーを新規契約した場合の日割り計算について
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の新規契約を予定している方にとって、初月の利用料金が日割り計算されるのか? という点は大切なポイントです。
まず結論をお伝えすると、ソフトバンクエアー新規契約時は月額料金は日割り計算されます。契約事務手数料3,000円(税別)は別途かかりますが、これはあくまで手数料なので日割りされることはありません。
つまり、ソフトバンクエアーを新規契約した後、初月に必ず発生する費用が「基本料金(日割り分)」と「契約事務手数料」です。
基本料金は、インターネットを利用するための通信料金のことで、これは、確実に日割り計算されます。ちなみに、ソフトバンクエアー新規申し込み時の課金開始日はSoftBank Air(機器本体)の受取の8日後からとなります。
一方、契約事務手数料3,000円は、新規契約に伴う手数料として発生する費用ですが、これは、いつ契約しても一定額で3,000円の費用が必要となります。
結局のところ、新規契約時は基本料金が日割り計算されますので、月初や月末問わず、いつ契約しても、損することはありません。
ソフトバンクエアーを申し込んだユーザーの声を見てみると、「初月の利用料金が高い!」という声と「私は高くなかった!」という声に2分化されています。
この理由が、月初に新規契約したか月末に新規契約したかによる日割り基本料金に加えて、事務手数料3,000円が加算されて請求されるため、2分化していると考えられます。
「月額料金+事務手数料3,000円」の負担が重く感じられるのであれば、日割りになってもほぼ全額近い請求が来る月初よりも、残り日数が少ないことで日割りの月額費用が安くなる月末から課金開始されるよう、申し込みタイミングを調整するといいでしょう。
ソフトバンクエアーの基本料金と日割りのおさらい
ここで、ソフトバンクエアーの基本料金について改めて確認しておきます。
ソフトバンクエアーの基本料金は4,880円(税別)です。
この料金を月の日数で割って、利用した日数分が、日割り料金、つまり初月の料金ということになります。
課金開始日が3月5日なら、5日から31日までの27日が利用期間になるため、
4,880円÷31×27=4,239円
11月29日から使い始めたのなら、
4,880円÷30×2=326円
となります。
つまり、早く使い始めれば当然通常の料金に近くなりますし、月末に使い始めた場合には使った分なので非常に安くなるというわけです。
どちらがいい、ということもありませんが、どちらにしても損をすることはない、ということです。
引っ越しなどによる移転手続きの日割り計算について
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)を契約中で、別の住所へ引っ越しを予定しているユーザーにとって、引っ越し期間中の基本料金はどうなるのか? という点は気になるところです。
多くの場合、引っ越し時は元住居と新住居は即日で移動することが多いかと思います。しかし、なかには転居先に即日入居できず、近くのホテルに1泊して翌日入居するというケースもあります。
そんな時、ソフトバンクエアーが自宅で利用できないわけですから、ホテルに滞在している間の課金を停止できると便利ですよね。
結論としては、ソフトバンクエアーの移転手続きに関して、基本料金の課金を停止するという仕組みは残念ながらありません。
そもそも引っ越しを伴う移転手続きにおいて、引っ越し期間中の課金停止は無く、日割り計算されません。
関連記事:「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)を引っ越し先で使う移転手続きの注意点について」
ソフトバンクエアーを解約する時の日割り計算について
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の解約を予定している方にとって、解約した月の基本料金が日割り計算されるか? というのはとても気になる点ではないでしょうか。
結論としては、ソフトバンクエアーを解約した月の基本料金は日割り計算されません。
ソフトバンクエアーの基本料金は1か月あたり約4,000円~5,000円程度発生しますが、解約する月の基本料金は一切日割り計算されません。
それなら、月初ではなくて、月末に解約を申し込んだ方が損をしないのでは? というのは全くその通りです。
実はそもそも、ソフトバンクエアーの解約をソフトバンクに申し出た月の末日が解約日(利用停止日)になる仕組みなのです。
つまり、ソフトバンクエアーの解約を予定している場合、いつ解約を申し出たとしても、結局のところ解約連絡の末日に解約されるため、そもそも日割り計算にはならないのです。
ちなみに、月をまたいで解約することは出来ません。
ソフトバンクエアーを月の途中までしか利用する予定がないユーザーにとっては、いかなる場合でも月末までの利用料金が発生するという仕組みは、腑に落ちない部分もあるかもしれませんが、ここは仕方がないと割り切るしかありません。
解約する時は基本料金よりも「解約金」と「割賦残債」に要注意
ソフトバンクエアーを解約するときは日割り計算されず、申し込み月の末日に自動解約になるわけですが、解約時は基本料金の日割りよりも「解約金」と「割賦残債」の費用に注意しなければなりません。
そもそもソフトバンクエアーは、2年定期契約を前提とした契約体系です。更新期間以外の解約時は、9,500円の解約金が発生します。
また、ソフトバンクエアーを契約する際、Airターミナルを分割の分割残債が残っている場合は要注意です。Airターミナルを1,650円×36回払いの分割払いで契約している場合、36か月未満で解約した場合は、残りの割賦残債が解約時の費用に加算されて請求されます。
つまり、ソフトバンクエアーを解約する時は、基本料金が日割りになるかどうかという点よりも、解約金と割賦残債の負担金のほうが大きくなる場合があるのです。
関連記事:「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)を解約したい時の違約金・機器返却方法について」
ソフトバンクエアーの日割りポイントまとめ
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)における日割り計算の考え方のポイントをまとめておさらいします。
- ソフトバンクエアー新規契約後の初月利用料金は日割り計算になる。
- 契約事務手数料3,000円は日割り計算されない。
- 移転手続き時は、そもそも課金停止されない。
- 解約時は、利用料金は日割り計算されない。
- 解約時は、利用料金よりも解約金と端末残債が恐ろしい。
ソフトバンクエアーの日割り計算のポイントをまとめて整理してみると、新規契約時は日割り計算されて入りやすく、解約時は日割り計算不可に加えて解約金と端末残債に要注意な仕組みだと言えます。
日割り計算の仕組みをあらかじめ理解して利用するか、知らずに利用するかでは、大きく損してしまう可能性があります。
ソフトバンクエアーの基本料金の日割り計算の仕組みを正しく利用し、新規契約時・解約時は賢く利用していきましょう!