SoftBank Air

SoftBank Air(ソフトバンクエアー)の更新月や契約期間について理解する

 

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)を現在契約中の方、またはこれから契約する予定の方にとって、契約期間や更新月の仕組みは気になるところではないでしょうか。

ソフトバンクエアーの料金プランは、2年契約を前提としています。契約期間が終了した更新月(契約満了月)であれば解約金不要で解約することが可能です。しかし、その仕組みはケータイの2年契約とは異なる点がいくつかあります。

 

本記事では、ソフトバンクエアーの契約期間、更新の仕組み、解約金などの2年契約全般の仕組みに加えて、契約年数や解約金がかからない月を調べる方法を解説します。

ソフトバンクエアーの契約期間は2年間

ソフトバンクエアーの契約期間は2年間(24ヶ月間)です。

新規申し込み初月を1か月目として、それから24ヶ月目までをひとつのサイクルとして計算します。

ケータイの2年契約は本来、定期契約の元で基本料金を割安で提供する特徴がありますが、ソフトバンクエアーの料金形態では、2年契約プランしか選べない点がポイントです。

ソフトバンクエアーには、2年契約なしで利用するという契約形態がなく、否が応でも2年契約でプランを組まなければなりません。

 

2019年10月以降、ソフトバンクケータイの料金プランでは2年契約なし・解約金なしの仕組みがリリースされていますが、ソフトバンクエアーはこれに逆行して、未だ2年契約で縛られてしまうのが特徴です。

 

2年経過したら「自動更新」される

ソフトバンクエアーの2年契約は、新規申し込みから24ヶ月目までをひとつのサイクルとしてカウントします。そして、このサイクルを超過した25か月目以降より、再度2年契約が更新されます。

いわゆる「自動更新」と呼ばれる仕組みです。

「自動更新」という文字通り、契約から2年経過し、更新期間中に解約をしない限り、ユーザー側の手続き不要で自動的に2年契約が更新されます。

2年更新をしたくない場合は、解約の手続きを行う必要があります。基本的にソフトバンクエアーの解約は、当月解約のみの対応となり、次の更新月のタイミングで自動解約にするという予約システムはありません。

 

継続利用年数解約金がかからない月を確認したい場合は、確認方法を後述していますので、あわせてご確認ください。

 

更新期間(契約満了月)の解約は解約金不要

ソフトバンクエアーは、2年契約の途中で解約した場合、解約金9,500円が発生します。

ただし、更新月(契約満了月)に解約した場合は、解約金は不要です。

ここで、注意しておきたい点は、ソフトバンクエアーの更新期間(契約満了月)は2年契約のサイクル毎に1か月間しかやってこないという点です。

 

2019年3月以降、ソフトバンクケータイの更新期間は最大3か月まで拡大されたことが有名ですが、一方でソフトバンクエアーの更新期間(契約満了月)は、2年に1か月間のままです。

この違いは、多くのユーザーに混乱を招いてしまいがちですが、ソフトバンクエアーを利用する私たちは、きちんとこの違いについて理解しておく必要があります。

 

2年契約より厄介な「端末分割金」

ここまでソフトバンクエアーの更新期間の仕組みについて確認してきましたが、解約金とはまた別に注意する必要があるのが「端末分割金」です。

ソフトバンクエアーを利用する際、Airターミナルという機器を利用して通信するわけですが、このAirターミナルは新規契約時に「一括購入」「分割購入」または「レンタル」の3パターンから選ぶことが出来ます。

その中で「分割購入」を選択している場合、注意が必要です。

 

ソフトバンクエアーの端末分割回数は36回払いのみ提供されています。

もし、ソフトバンクエアーの新規契約時にAirターミナルを分割購入し、申し込みから3年未満の利用だった場合、機器代金の分割金が残っています

 

そもそも、ソフトバンクエアーを契約している間は、月月割によって端末分割金と同じ毎月1,650円×36回が、基本料金から値引きされます。

そのため、3年間ソフトバンクエアーを契約し続ければ、端末代金は実質0円になるというわけです。

しかし、月月割適用途中で解約を行った場合、割引は満額適用されずに途中で終了してしまいます。つまり、契約から3年未満で解約した場合は、残った回数分の端末代金だけが残る形となります。

 

例えば、ソフトバンクエアーを新規契約して、契約から2年後の更新月に解約した場合だと、更新月なので解約金は0円です。しかし、Airターミナル本体の残債が1650円×約1年=約2万円分発生してしまいます。

 

結局、更新期間を意識して解約金が不要になったとしても、それ以上の高額の端末代金が残ってしまい、ユーザーの負担が大きくなる可能性があるわけです。

基本料金は2年契約でありながら、端末の分割は3年払いのみという点でサイクルがねじれており、そういった意味で「端末分割金」は非常に厄介な存在なのです。

 

これを回避するためには、Airターミナルの購入は一括にしてしまうか、もしくはAirターミナルは初めから購入せずにレンタルにしておけばいいと思います。ただし、長期的に利用していくのなら、レンタルよりは購入がお勧めです。

 

ソフトバンクエアーの契約期間と更新月の特徴まとめ

ここまでソフトバンクエアーの2年契約の仕組みについて確認しましたが、改めてポイントをまとめて整理します。

 

  • 2年契約は、新規契約初月~24ヶ月目をひとつのサイクルとして計算
  • 2年契約なしという選択肢はない
  • 2年契約は自動更新される仕組み
  • 更新期間(解約金がかからない月)は、2年に1か月間しかやってこない
  • 契約更新期間以外での解約時は、契約解除料として9,500円の負担金が必要
  • 解約時は2年契約と同様に、分割金残債に要注意

 

ここ数年、2年契約の在り方については、総務省の指導もあって、ころころと仕様が変化してきました。この影響でソフトバンクのケータイ側では2019年10月以降、2年契約なし・解約金不要の料金プランが登場しました。

しかし、ソフトバンクエアーなどのインターネットサービスに関しては今回の指導対象ではなく、従来の2年縛りの仕組みが色濃く残っています。

 

ソフトバンクケータイは解約金かからないのに、ソフトバンクエアーは解約金がかかるとは聞いていない!おかしいだろ!」というような声もありそうですが、現段階では、ソフトバンクエアーはじめ、各インターネットの定期契約の縛りは存在しています。

今のところ、契約期間や更新月がわかりづらい点が解消される見通しはたっていません。現時点で出来る事とすれば、ユーザーである私たちが、ソフトバンクエアーの契約体系を正しく理解する努力を怠らないことが大切なのかもしれません。

 

ソフトバンクエアーの契約期間や更新月を調べる方法

それでは、ここからソフトバンクエアーの契約期間や更新月(解約金がかからない月)を調べる方法を確認していきます。

ソフトバンクエアーの契約期間は2年間と長期にわたりますので、現在の利用年月がどれくらいなのか、次の更新月はいつなのか、というのはほとんどの方が忘れてしまっていると思います。

 

ソフトバンクエアーの契約を確認する方法は「My SoftBank(WEB)」と「電話」の2つの方法があります。

 

My SoftBankから確認する

ソフトバンクエアーの契約内容をすぐに確認したい場合は、My SoftBankから確認する方法がダントツで効率が良いです。

My SoftBankより、ソフトバンクエアー契約時のS-IDとパスワードをもとに、確認することが出来ます。

 

ユーザー固有のS-IDでログインすると、以下の情報を確認することが出来ます。

  • カスタマーID
  • 申し込み受付日
  • 契約区分
  • 契約者氏名
  • 日中連絡先
  • お申込みサービス名
  • 自動更新プラン
  • 自動更新契約期間
  • 自動更新契約更新月

 

ここに記載されている「自動更新契約更新月」がいわゆる更新月のことであり、該当月内に解約手続きを行うと、解約金は不要となります。

 

電話で問い合わせる

ソフトバンクエアーの契約期間と更新月は、ソフトバンクエアーの電話サポートセンターで確認することも出来ます。

 

該当のソフトバンクエアー契約者本人より、186-0800-1111-820 (10:00~19:00(年中無休))ヘダイヤルすると確認できます。

「186」を付けて電話する事で、契約確認が大幅に軽減されてスムーズに対応が進みます。

なお、毎月25日から月末にかけては非常に込み合っている場合が多いので、時間には余裕をもって利用した方が良いでしょう。

 

更新月を確認したらカレンダーアプリに記録すると便利

上記の方法でソフトバンクエアーの更新月について確認したら、忘れないうちに記録を残すようにすると便利です。

個人的に便利に感じているのが、「Google カレンダーアプリ」にスケジュールを保存する方法です。

Googleカレンダーアプリには、スケジュール情報を記録するのはもちろん、予定の日時に合わせて通知してくれるリマインド機能があります。

リマインド機能は、予定日時の少し前に通知バーやメールにて登録したスケジュールを再通知してくれる便利な機能です。

 

また、Googleカレンダーアプリは、iPhoneに標準搭載されているカレンダーアプリと連携できます。Googleカレンダーアプリにスケジュールを登録すれば、iPhoneの標準カレンダーアプリに再登録せずに同じスケジュールが反映されます。複数のカレンダーアプリに連携されると、後からの見逃しも最小限に防げるので非常に便利です。

 

また、Googleカレンダーアプリに登録したスケジュールは、Googleアカウントに紐づけて記録されるため、万が一スマホが故障したり、予定日前に機種変更を行ったとしても、再度同じアカウントでログインすれば、登録していた更新月の情報はすぐに蘇ります。

 

もちろん、Googleカレンダーアプリの活用はあくまで一例であり、これが全てではありません。自宅の手書きカレンダーや、普段持ち歩いているスケジュール帳にソフトバンクエアーの更新月を書き込んでおくのも非常に良い方法です。

 

とにかく、ソフトバンクエアーの更新月を確認したら、普段よく目を通しているスケジュールやメモに残し、忘れてしまってもすぐに確認できるように工夫しておくと非常に効果的です。

 

契約期間や更新月は徹底的に覚える必要はない

今回はソフトバンクエアー(SoftBank Air)の契約期間や更新月の仕組みや確認方法について確認してきました。

一見、難しそうに見えるところもありますが、わかってしまえば単純です。注意点は注意点として押さえておき、あとは「忘れてしまう」ということを前提として、カレンダーやメモなどにきちんと解約更新月等を残しておくように工夫しておくとより安心です。

 

もし、ソフトバンクエアーの契約内容や2年契約の仕組み、それらの確認手段について後からもう一度確認したい場合は、改めてその時に、本記事を読み返してご活用いただければ幸いです。

 




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