ソフトバンク光

ソフトバンク光の月額利用料金について理解する

 

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供する固定インターネットサービスとしてすでに多くのユーザーが利用しています。

ソフトバンクスマホとセットで利用すると割引される「おうち割 光セット」の割引の恩恵が大きいからというのも多くのユーザーに選ばれている理由のひとつです。

そして、何より安定した高速通信でデータ量無制限でパソコンやスマホのインターネットを楽しむことができるのも大きな魅力です。

 

ただ、ソフトバンク光をいざ導入しようする時にやはり気になるのは、毎月の月額料金ではないでしょうか。

 

本記事では、ソフトバンク光の月額利用料金について理解を深めていきます。

関連記事:「ソフトバンク光の契約申し込みから開通するまでの流れについて

戸建て住宅と集合住宅では基本料金が異なる

ソフトバンク光では、他社光インターネットサービスと同様に戸建て住宅向けプランマンションやアパートなどの集合住宅向けプランの2つに分けて提供しています。

 

戸建て向けプランは、いわゆる一戸建て物件にお住まいのユーザーを対象とした料金プランで、電柱からダイレクトに宅内へ光ケーブルを引き込むことができるので通信速度が安定して高速で利用できるのが特徴です。

一方、集合住宅向けプランは、マンションやアパートなどの共同住宅物件にお住まいのユーザーを対象とした料金プランで、電柱から一度共同スペースに機器を入れて、そこから各部屋へ光ケーブルを配線する仕組みです。それゆえ、戸建て向けプランよりも安い基本料金で利用できるのが特徴です。

ただし、稀に集合住宅であっても電柱から部屋内へ直接光ケーブルを引き込むケースもあり、この場合は集合住宅に住んでいても戸建て向けプランが適用される場合もあります。

 

ソフトバンク光の2年契約/5年契約

ソフトバンク光の料金プランは、5年定期契約/2年定期契約/定期契約なしの3パターンから選択しても申し込むことができ、定期契約年数が長いほど毎月の基本料金が安くなる仕組みとなっています。

 

2年自動更新プラン

ソフトバンク光の2年自動更新プランは、契約成立月を1ヶ月目として契約期間内(24ヶ月目)に解約しなかった場合、さらに2年間を契約期間として自動更新します。

 

例えば、2020年4月が契約成立日となれば契約満了月は2022年3月となります。

(なお、ソフトバンク光の契約成立日は契約申し込み時ではなく、工事完了し利用開始となった日を1ヶ月目と考えます。)

また、契約満了月以外で解約した場合、9,500円の解除料が必要です。

 

5年自動更新プラン

ソフトバンク光の2年自動更新プランは、契約成立月を1ヶ月目として契約期間内に解約しなかった場合、さらに5年間を契約期間として自動更新します。

また、契約満了月以外で解約した場合、15,000円の解除料が必要です。

 

本来、ソフトバンク光の5年自動更新プランは、ソフトバンク光テレビとのセット契約で申し込み可能な料金プランです。

そのため、もしソフトバンク光テレビ提供エリア外などにより5年自動更新プラン(TVセット)が提供不可の場合は2年自動更新プランが適用されます。

その際、5年自動更新プラン(TVセット)に対する5年間の契約期間はリセットとなり、2年自動更新プランに対して新たに2年間(課金切替日が属する月を1ヵ月目として24ヵ月目の末日まで)を契約期間とされます。

なお、5年自動更新プラン(TVセット)を申し込んだユーザーが、回線工事完了日または切り替え(転用/事業者変更)完了日と同日にソフトバンク光テレビが工事完了しなかった場合、5年自動更新プラン(TVセット)の利用料金にて請求開始されます。

 

ソフトバンク光の戸建て向けプラン

ソフトバンク光の戸建て向けプランは、通信利用量に関わらず一定額で利用できる定額プランと、通信利用量に応じて料金が確定する二段階プランの2種類あります。

 

ソフトバンク光の戸建て向けプランの月額料金は以下の通りです。

回線タイプ ファミリー・ギガ・スピード
ファミリー・スーパーハイスピード
ファミリー・ハイスピード
ファミリー
ファミリー・ライト
課金タイプ 定額 二段階
5年自動更新プラン スカパー!セット 4,500円 提供なし
テレビセット 4,700円
2年自動更新プラン 5,200円 3,900円 〜5,600円
自動更新なしプラン 6,300円 5,500円 〜7,200円

 

上記の5年自動更新プランは、別途「ソフトバンク光テレビ(月額750円)」に加入することで選択できるプランです。

なお、5年自動更新プランの「スカパー!セットプラン」は、ソフトバンク光申し込み時に「スカパー!」に加入することが条件となっています。

 

ちなみに、ソフトバンク光のファミリー・ライトプランの下限値は3GB未満であれば3,900円(2年契約時)で利用できますが、3GB以上~10GB未満は従量課金となり、10GBを超えると上限5,600円(2年契約時)となります。

個人的には、10GBは動画を視聴しているとあっという間に達する数値なので物足りなさを感じますし、さらに上限に達してしまうと定額課金タイプのプランよりも高い料金が請求されるため、日常的にインターネットを利用する方は定額タイプのプランを契約することをおすすめします。

ただ、基本的にはほとんどインターネットは使わないけれど限定的に利用する機会があるという方にはファミリー・ライトのほうがオトクになるケースもあるかもしれません。

つまり、ここは利用頻度や状況によって異なります。

 

結局のところ、定額で利用できる上、毎月の利用料金が割安であることから、大半の方がソフトバンク光では毎月5,200円の2年自動更新プランを選択しています。

 

ソフトバンク光の集合住宅向けプラン

ソフトバンク光の集合住宅向けプランは、通信利用量に関わらず一定額で利用できる定額プランのみの提供で、戸建て向けプランのような通信利用量に応じて料金が確定する二段階プランのプランは提供されておりません。

なお、集合住宅向けプランは2年自動更新プラン自動更新なしプランの2タイプで、戸建て向けプランのような5年自動更新プランは提供されていません。

ソフトバンク光の集合住宅向けプランは以下の通りです。

回線タイプ マンション・ギガ・スピード
マンション・スーパーハイスピード
マンション・ハイスピード
マンション
課金タイプ 定額
5年自動更新プラン 提供なし
2年自動更新プラン 3,800円
自動更新なしプラン 4,900円

 

表にある通り、ソフトバンク光の集合住宅向けプランは2年更新タイプで3,800円、もしくは自動更新なしプランで4,900円のいずれかを選択できます。

戸建て向けプランのような5年更新タイプや二段階のライトプランの提供はないものの、シンプルで分かりやすいのが特徴です。

 

ソフトバンク光 ファミリー・10ギガプラン

NTT東西で最大通信速度10Gbpsを実現する「フレッツ光クロス」が提供開始となり、併せてソフトバンクでも2020年4月1日より通信速度最大10Gbpsを提供する「SoftBank 光 ファミリー・10ギガ」がスタートしました。

これまでのソフトバンク光では最大通信速度1Gbpsまでの提供だったのに比べて、SoftBank 光 ファミリー・10ギガでは理論値ベースではあるものの約10倍の超高速通信サービスを提供しています。

SoftBank 光 ファミリー・10ギガの提供エリアは、東京都内(世田谷区/杉並区/大田区/練馬区/江戸川区/葛飾区/足立区/板橋区)の一部エリア、大阪市の戸建て向け住宅のみが対象となり、2020年6月には名古屋市の戸建て住宅が追加されます。

 

そんなSoftBank 光 ファミリー・10ギガの月額料金は以下の通りです。

回線タイプ ファミリー・10ギガ
課金タイプ 定額
5年自動更新プラン スカパー!セット 5,600円
テレビセット 5,800円
2年自動更新プラン 6,300円
自動更新なしプラン 7,400円

 

SoftBank 光 ファミリー・10ギガは、一般的なソフトバンク光の2年自動更新タイプの戸建て向けプランよりも毎月1,100円金額が高いものの、圧倒的な高速通信を利用できるため、オンラインゲームやインターネットを用いたビジネスを行っている方にとっては重宝しそうです。

ただ、やはりネックなのが現時点での対応エリアの狭さであり、ここは今後のサービス普及を期待するしかありません。

 

ちなみに、SoftBank 光 ファミリー・10ギガを利用するには、10Gbpsのサービスを実現する為に必要な接続機器「ホームゲートウェイ(N)10ギガ」を基本料とは別途、毎月500円で契約する必要があります。

 

集合住宅でも中には戸建て向けプランになる場合もあり

マンションやアパートなどの集合住宅にソフトバンク光を導入しても、必ずしも集合住宅向けプランになるとは限りません。

 

例えば、お住まいのマンションやアパートの管理スペースなどにNTTの設備が導入されていなければ、部屋内に光回線を引き込むことが出来ないので、その場合は戸建てと同じように電柱から直接部屋内に光ケーブルを引き込む必要があります。

特に、一戸建て住宅を縦割りしたようなメゾネットタイプの物件や、階層が低い集合住宅でこのようなケースが起こりやすいです。

 

集合住宅でありながら戸建て向けプランとなるのは金額面で考えればもったいないような気がするものの、戸建て向けプランだと光ケーブルを独占的に利用できるため比較的に通信速度が安定するというメリットもあります。

 

とはいえ、開通工事をすすめるためには管理会社やオーナーの許可が必要になったり通常よりも大掛かりな工事が必要となるため、非常に大変です。

もし、集合住宅にお住まいでも戸建て向けプランしか利用できないようなケースであれば、管理会社やオーナーに「NTTの機器を物件内に導入する予定がないか」相談してみるのも良いかもしれません。

 

もし、工事負担が大きい・月額料金が高いのは困るという場合は、ソフトバンクには工事不要でインターネットを利用できる「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)」というインターネットサービスもあるので、ソフトバンク光をあきらめてソフトバンクエアーを導入するという選択もアリかもしれません。

 

おうち割 光セットを適用するにはオプション契約が必要

ソフトバンク光が人気を博している理由のひとつにソフトバンクスマホとセットで利用すると割引があるからという点が挙げられます。

その割引の正体こそ「おうち割 光セット」なのですが、実はおうち割 光セットを適用するためにはソフトバンク光で指定オプションに加入しなければ割引適用されません。

 

具体的には下記指定オプションへの加入する必要があります。

  • SoftBank光 ファミリー・10ギガ以外の場合:光BBユニットレンタル(467円)、Wi-Fiマルチパック(990円)、ホワイト光電話(467円~)/光電話(N)(500円~)+BBフォン/BBフォンのいずれか
  • SoftBank光 ファミリー・10ギガの場合:光BBユニットレンタル(467円)、Wi-Fiマルチパック(990円)、ホワイト光電話(467円~)

 

 

光BBユニット(Wi-Fiマルチパックで提供する光BBユニット専用無線LANカードは、光BBユニットに内蔵)

 

特に上記の指定オプションの中でも光BBユニットWi-Fiマルチパックソフトバンク光のv6プラスで安定した通信をWi-Fiで利用する為には欠かせないオプションです。

また、BBフォン/Wi-Fiマルチパック/光電話機能/ひかり電話機能を利用するには、別途光BBユニットレンタルへの申し込みが必要です。

 

つまり、ソフトバンク光でv6プラスを利用しさらにソフトバンクを利用している家族全体でおうち割 光セットを適用するためには、光BBユニットレンタル(467円)とWi-Fiマルチパック(990円)のオプション契約がおすすめです。

 

ソフトバンク光はおうち割 でんきセットの割引対象

ソフトバンクでは、電力小売自由化に伴い「おうちでんき」という電力サービスを提供しています。

 

おうちでんきは、従来の地域の電力会社の使用料と比べた場合、従量課金部分が1%安く利用できる点があります。

さらに、ソフトバンクの携帯電話・タブレット・固定通信サービス10回線まで1回線ごとに100円/月割引(2年間)が適用されます。

ちなみに、3年目以降の割引金額は50円/月となります。

 

つまり、ソフトバンクのスマホとソフトバンク光をセットで契約して「おうちでんき」を契約した場合の割引額は、スマホ+ソフトバンク光の合計2回線が対象となり、毎月200円割引(2年間)されることとなります。

 

ソフトバンク光とソフトバンクスマホをセット契約して安く利用するのはもちろんのこと、さらに電気もソフトバンクにまとめることで、総合的に安く使っていきたいところです。

 

関連記事:「ソフトバンク(SBパワー株式会社)の「おうちでんき」メリットを徹底解説!

 

つまりソフトバンク光の月額料金はいくら?

ここまでソフトバンク光の料金の仕組みについて確認してきましたが、結局毎月いくら必要なのか?という点が気になるところかもしれません。

基本料金については2年自動更新プランが自由度が高く割安な点からおすすめではあるものの、おうち割 光セットを適用するためにはオプションサービスの契約も必要となります。

 

そこで、ソフトバンク光をソフトバンクスマホとセットで利用し、おうち割 光セットを適用するために必要な月額料金をまとめます。

戸建て向けプラン 集合住宅向けプラン
基本料金 5,200円(定額/2年更新) 3,800円(定額/2年更新)
光BBユニットレンタル 467円 467円
Wi-Fiマルチパック 990円 990円
合計総額 6,657円 5,257円

 

上記の通り、ソフトバンク光で2年契約の定額使い放題プランに、おうち割 光セットを適用させるためのオプションとして光ユニットレンタル、Wi-Fiマルチパックを契約すると、戸建ての場合は合計6,657円、集合住宅の場合は合計5,257円となります。

合計額だけみると、他社インターネットサービスの方がオトクに感じてしまいやすいですが、この金額で安定したv6プラスが利用できる点と、さらにソフトバンクのケータイやスマホが家族全回線分割引が適用出来る点を忘れてはいけません。

 

オトクにソフトバンク光をはじめるならWeb代理店を活用したい

本来、ソフトバンク光を申し込む時はソフトバンクの公式サイト・電話窓口などの受付チャネルがありますが、やはり「Web代理店」での申し込みが有利です。

 

代理店でソフトバンク光を申し込む場合のメリットとしては、ソフトバンク公式が提供しているキャンペーンや施策に加えて、代理店独自施策の恩恵を受けられる点にあります。

中でもWeb代理店は家賃や人件費を削減し、浮いた費用でユーザー還元を手厚くしているため、店頭の代理店や量販店よりも手厚い施策を提供している傾向が強いです。

少しでもお得にソフトバンク光を申し込みたいと考えるなら、やはり私はWeb代理店で契約申し込みすることをおすすめします。




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