ソフトバンクより新しい特典パッケージサービス「子育て応援クラブ」が2018年12月3日より開始されることが発表されました。
子育て世代の家族を応援する取り組みとして実施され、小学生以下のお子様がいるソフトバンクユーザー向けに大きなメリットがあるサービス内容となっています。
似たようなサービスとして、他社ではドコモで「子育て応援プログラム」というサービスが以前から実施されていますが、このサービスの後追い的意味合いも持ちます。
具体的にどういう特典内容なのか、ドコモと比較してどちらがお得なのかなど、詳細情報を確認していこうと思います。
目次
ソフトバンク・子育て応援クラブの特典内容
ソフトバンクの子育て応援クラブは、お子様の誕生を小学校卒業まで一緒にお祝いしてくれる、無料のプログラムです。
月額料金一切無料、という点が大きなポイントで、お子様を持つご家庭では、必ず加入した方がお得になる仕組みとなっているため、2018年12月3日のサービス開始後は速やかに申し込みをしなければ非常にもったいないです。
具体的な特典内容としては、大きく分けて三つの特典で構成されています。
一つは、毎年の通信料金の割引きです。お子様の誕生月に割引きされ、小学校卒業まで最大13回適用されます。親権者または扶養者に対して適用されます。
二つ目は申込みから7ヶ月間のMy フォトの無料利用。
そして三つ目は、レジャー施設や家事・育児サービスの割引などの特典を受けられる「ライフエール」の7ヶ月間無料利用です。
各項目を具体的に見ていきます。
対象サービス | 特典内容および提供期間 |
親権者または扶養者の通信料金の割引 | お子さまの小学校卒業年度まで、毎年お子さまの誕生月に 初回は3,000円、2回目以降は1,000円を割り引き。 (最大13回適用) |
「フォトブック」「写真プリント20枚(スクエア/Lサイズ)」 「カレンダー」のいずれかを、毎月一つ作成できる「Myフォト」 |
お申し込みから最大7カ月間、各サービス 月額情報料(300円)が無料。※初回加入時1カ月無料特典を含む。 また、特典が適用されるのは「子育て応援クラブ」の 適用期間中に限る。 ※「Myフォト」「ライフエール」への申し込みは任意。 |
レジャー施設や家事・育児サービスの割引などの 特典を受けられる「ライフエール」 |
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特典1:誕生月の利用料金の割引き
まず最初の特典として、お子様の誕生月に、初回3,000円、2回目以降1,000円が割引されます。
小学校卒業までで、最大13回の割引きが適用される計算となります。つまり生まれたばかりの子を対象とするなら、初回3,000円と2年目以降12回分を合わせると、合計で15,000円分のお得となります。
また、親権者または扶養者1人当たりお子さま3人まで登録でき、お子さまの登録人数分特典が付与されるため、小学生以下のお子様が多ければ多いほどお得さが増します。3人兄弟で全員小学生以下なら、初年度だけで9,000円もお得になります。
他の特典をみることなくこれだけ見ても、非常にお得であることがわかると思います。
特典1の注意点としては、ワンキュッパ割、またはスマホデビュー割かつ5GB以下のデータ定額(1/2/5GB)に加入している場合、特典1は適用されません。
万が一割引額が通信料金を超えた場合は、翌請求月に繰り越しされるので、安心です。
特典2:「Myフォト」が7ヶ月間無料
「フォトブック」「写真プリント20枚(スクエア/Lサイズ)」「カレンダー」のいずれかを、毎月一つ作成できる「Myフォト」は、通常月額料金300円がかかりますが、これが申し込み月から7ヶ月の間無料となります。
必要と感じるかどうかは人にもよると思いますが、お子様の写真をフォトブックや写真として記念に残しておきたいという人にとっては非常にありがたいサービスであるとも言えます。
逆に、今までMyフォトを利用したことがなかった人も、これを機会にお試ししてみて、無料期間終了後も使い続けるきっかけになるかもしれません。
子育て応援クラブに申し込みされている場合にMyフォトを申し込めば、自動的に適用されます。
My フォトの申し込みが初めての場合、初回申し込み時1ヶ月無料を今回の特典は含んでいるので、合計8ヶ月になるわけではなく、合わせて最大7ヶ月ですので注意しましょう。
特典3:「ライフエール」が7ヶ月間無料
遊園地・動物園などのレジャー施設や家事・育児サービスの割引などを受けられる「ライフエール」が、通常料金月額300円かかるところ、7ヶ月無料となるのが三つ目の特典です。初回申し込み時1ヶ月無料の扱いはMyフォトと同様です。
こちらもMyフォトと同じく、必要とするかどうかは人によって判断が変わってくると思います。
特に必要でないと考えるのであれば、申し込みしないという選択肢も当然あります。
ただしせっかくの特典なので、試しに申し込みしてみて試してみても面白いと思います。
Myフォトと同じく、子育て応援クラブ申し込みされている方がライフエールを申込みすると無料期間が自動適用されます。
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子育て応援クラブの適用条件
対象のお子様の親権者または扶養者で、ソフトバンクのスマートフォン、ケータイを契約中、かつ「子育て応援クラブ」に登録された方が適用対象となります。
子育て応援クラブの対象料金プラン
子育て応援クラブには、適用される対象料金プランが存在しています。以下の通りです。
「通話基本プラン」、スマ放題「通話定額プラン」、スマ放題ライト「通話定額ライトプラン」、通話定額プラン(ケータイ)、通話定額ライトプラン(ケータイ)、「ホワイトプラン」
基本的に、現在ソフトバンクが勧めている主要プランを利用していれば問題ない、ということですね。
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子育て応援クラブの適用期間と申し込み
子育て応援クラブの適用期間は、申し込みの当月から、お子様が満12歳に達した日の属する小学校の学年が終了する日の翌日(4月1日)までとなっています。
まぁ要は単純に考えて卒業までですね。
ただし、特典として残るのは特典1のみで、特典2と3は申し込みから7ヶ月で終了してしまうので注意が必要です。
申込み開始は2018年12月3日からで、My Softbankまたはソフトバンク取扱店で申し込みをすることができます。ソフトバンクショップ以外の店頭申し込みの場合は、携帯電話など機種購入時のみの手続きとなります。
WEBからでも申し込みできるのは助かりますね。
子育て応援クラブの申し込みに必要な書類
ソフトバンクの子育て応援クラブの申し込みにあたっては、親子関係/不要・被扶養関係が確認できる書類が必要となります。
具体的には、健康保険証や母子健康手帳、住民票(原本)、戸籍謄(抄)本のいずれかが必要です。
一般的には健康保険証や母子手帳で行けるので、そう難しくはないと思います。
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子育て応援クラブは、親がソフトバンク携帯を持っていれば、子も契約している必要はない
なんとなく、子の名前で登録するのだから、子の名前で契約したソフトバンクスマホがないと駄目なのでは、と思いがちですが、そんなことはありません。
あくまで割引が適用されるのは、親の回線なので、子の名前でソフトバンクの契約を持っていないからダメ、ということは一切ありません。
ドコモの子育て応援プログラムよりは弱いかも?
少し残念なのは、同等サービスであるドコモの子育て応援プログラムより、子育て応援クラブは内容が弱いかな、という点です。
ドコモの子育て応援プログラムの場合、毎年期間用途限定ポイントを3,000ポイント、小学校卒業するまでもらい続けることができます。
ソフトバンクと同じく最大13回と考えると、合計39,000ポイントになります。
割引ではなくポイント、しかも期間や用途限定のポイントである、という点は考慮する必要がありますが、単純に額で比較するとドコモが大きくお得です。
その他の特典も、ドコモはdフォトが最大13ヶ月無料でありソフトバンクよりも期間が長く、クラウド容量オプション+50GBが小学校卒業まで無料という点も有用性が高いです。
せっかくサービス投入するのであれば、せめてライバル他社に匹敵する内容にしてもらいたかった気もしますね。少しだけ残念なところです。
サービス開始まではまだ少し時間がありますので、今後、サービス内容の見直しが入ることを、少しだけ期待したいと思います。