auがNetflix(ネットフリックス)を料金プランとセットにしたサービスを提供しているのは有名ですが、実はそれよりもずっと前から、ソフトバンクではNetflixと業務提携をしており、サービス提供を実施しています。
Netflix(ネットフリックス)は、海外の映画やドラマの人気作品に加えて、人志松本のすべらない話、テラスハウス、あいのりなどの日本独自のバラエティ番組が視聴できるのが特徴です。
また、ドラゴンボールZやワンピースをはじめとする、たくさんの人気アニメが観れるのもありがたいところです。
さらに、嵐のドキュメンタリー番組「ARASHI's Diary -Voyage-」が2019年12月31日より、活動休止を迎えるまでの約1年間に渡り、Netflix(ネットフリックス)にて毎月独占配信されることが決定しました。
今、話題沸騰のNetflix(ネットフリックス)を、ソフトバンクで利用する場合の特徴やサービスの仕組みについて、確認していきます。
目次
Netflixは世界規模の動画配信サービス
現在動画配信サービスは百花繚乱の様相を呈しており、それこそ一体どのサービスを利用すればいいのか悩んでしまうほどです。
そんな中で、動画配信の大本命として日本でもサービス展開しているのが、Netflixです。
世界での会員数合計がなんと1億人を超えるというそのサービス規模の大きさだければ、到底他の動画配信サービスには太刀打ちできそうにありません。
ソフトバンクは2015年から提携を開始しており、2018年夏にはauがNetflixとの提携プランを新しく発表するなどさらに日本での展開も強化しています。
一方で最大手のNTTドコモは、動画配信サービスとしてはdTVやdアニメストア、関連会社としてNTTぷららの「ひかりTV」などを展開しているためか、まだNetflixとの協業には踏み切れていません。
もちろん、キャリアとして提携・協業していなくても、スマホ一台さえあればいつでも自由に会員登録をすることはでき、動画の視聴もできるのですから、ソフトバンクとNetflixの提携がそのままユーザーに何らかの形で明確なメリットを提供できているというわけではありません。
ソフトバンクにおけるNetflixの料金
基本的にソフトバンクにおけるNetflixの料金体系は、そのままオリジナルの料金体系が適用されます。
ソフトバンクの料金としては、データ通信料が発生するため、基本的にはパケット定額サービスの利用が推奨されています。もちろん、自宅にWi-Fi環境があれば、Wi-Fiでの利用も可能です。
むしろ、見放題でよりたくさんの作品を視聴したいと考えるのであれば、Wi-Fiは必須と言ってもいいでしょう。
ソフトバンクユーザーであれば、その他の割引きサービスにも影響を及ぼすため、できる限りソフトバンク光を積極的に利用したいところです。
一点、注意点として、Wi-Fiで利用しようと考えている場合でも、ウェブ使用料の申し込みは必要となっています。
Wi-Fiのみの利用だからウェブ使用料は払わなくても問題ない、というわけではないということです。
Netflixの月額料金は以下の通りです。
ベーシックプランで800円、スタンダードプランで1,200円、プレミアムプランで1,800円です。
プラン名 | 画質 | 同時視聴 | 月額使用料 |
ベーシックプラン | SD | 1ストリーミング | 800円 |
スタンダードプラン | HD | 2ストリーミング | 1,200円 |
プレミアムプラン | UHD 4K | 4ストリーミング | 1,800円 |
画質も重要ですが、同時視聴の数も、使い方によっては非常に重要なので、自分と家族の利用方法をしっかり把握してプランは決めましょう。もちろん途中で変更もできます。
Netflixの活用方法
マルチデバイスで家族みんなで別々の番組視聴
Netflixは、プランによってマルチデバイス視聴に対応しているという特徴があります。
ベーシックプランは同時視聴可能数が1台なので、1台で視聴中の場合は他のデバイスで視聴することはできませんが、スタンダードプランの場合は同時視聴数が2台なので、スマホで視聴しているときに別のタブレットで同時視聴することが可能です。この時視聴できる番組は、同じ番組でも違う番組でもOKです。
この機能によって、チャンネル争いが起こらなくなるので、家族が多い場合にはスタンダードプラン以上にしておくのがお勧めです。
ダウンロード再生で容量使わず外出先でも視聴可能
Netflixは、ストリーミング再生だけでなくダウンロード再生にも対応しています。ただし、すべての作品がダウンロードできるわけではなく、ダウンロードに対応した作品のみ、となっています。
活用方法としては、自宅のWi-Fi環境であらかじめいくつかの作品をダウンロードしておき、日中通信ができない環境、例えば飛行機の中などでもNetflixの作品を視聴することができるというわけです。
また、外で視聴するとどうしても大きな容量を消費してしまうため、それを節約する意味でも利用できます。ダウンロードに対応している作品をあらかじめダウンロードしておいて外で視聴し、ダウンロード対応していない作品は自宅でWi-Fiを利用しながらストリーミングで、という使い分けができます。
無料体験期間を最大限活用
Netflixには、初回申し込み31日間の無料体験期間が設けられています。
そのため、とりあえず気楽に申し込みをしておいて視聴を試してみて、実際にそのまま利用するのか解約するのかを決めることができます。
Netflixの対応機種
ソフトバンクでNetflixに加入できる機種としては、iPhone、iPadはもちろんとして、Androidスマートフォン、タブレット、ケータイからでも申し込み可能です。
また、Netflixはテレビでも視聴することができます。HDMIケーブル、またはChromecastなどを経由して視聴できるため、もし普段からChromecastを利用しているのであれば、非常に簡単にテレビでNetflixを視聴できると言うわけです。
活用の幅はかなり広いといえます。
ウルトラギガモンスター+はNetflixはギガ使い放題対象外
ソフトバンクのウルトラギガモンスター+は、毎月50GBデータ量が使い放題の上、対象となるSNSや他コンテンツが合計13サービスもデータ量無制限で利用できるのが特徴です。
しかし、残念ながらNetflixは、データ量無制限の対象外サービスです。
現在、ウルトラギガモンスター+を契約中で、Netflixを利用したい場合は、ソフトバンク光やソフトバンクエアーなどの固定インターネットを利用し、動画見放題の環境を整えた方が良さそうです。→ソフトバンク光の詳細はこちら、ソフトバンクエアーの詳細はこちら
ソフトバンクでNetflixを申込する意味
ソフトバンクにおけるNetflixは、あくまで月額料金の請求をソフトバンクにまとめることができるという点以外のメリットは全くありません。
この点、後発のauがわざわざNetflixプランとして「au フラットプラン25 Netflixパック」を発表してきたのとは対照的です。
ただし、auでの同プランの反応次第ではソフトバンクも近い内容のサービスを展開してくる可能性は十分あると考えられますので、まだ未参入のドコモも含めて今後の動きにも注目していきたいところです。