街中を歩いていると、飲食店などの入り口でお父さん犬のステッカーが貼ってあるお店をよく目にします。
すでに知っている、利用しているという方も非常に多いとは思いますが、このステッカーこそ「ソフトバンクWi-Fiスポット」に対応しているお店の証です。
仕事やプライベートで外へ出かけて、Wi-Fiを欲する緊急事態のときに「お父さん犬」のステッカーを見つけると、なんだか救われたような感覚になります。
ソフトバンクWi-Fiスポットは、通常、月額467円で使える公衆無線LANサービスなのですが、ソフトバンクの対象プランを契約している場合に限り、永年無料で使うことができます。
一方、ソフトバンク以外のユーザーは使えないのか?と言えばそうでもなく、他社ユーザーでもソフトバンクWi-Fiスポット(EX)という有料サービスに加入すれば利用できます。
本記事では、ソフトバンクWi-Fiスポットの詳細について解説します。
目次
ソフトバンクWi-Fiスポットとは?
ソフトバンクWi-Fiスポットは、カフェやレストラン、主要駅などの外出先で、無線の高速インターネットを利用できる公衆無線LANサービスです。
下の画像の通り、白いお父さん犬のステッカー、またはオレンジ色基調のBBモバイルポイントと記載されたステッカー、どちらかいずれかが掲載してあるお店、建物が対応スポットの目印です。
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使い方としては対応スポットに入って、スマホの設定画面からWi-Fiの項目より「0001softbank(暗号化無し)」「0002softbank(WPA2エンタープライズ、5GHz帯)」「mobilepoint(WEP)」いずれかのIDを選択してサービスを利用することができます。
ただ、利用中の端末やOSなどの状況によっては、Wi-Fiを接続するための初期設定が必要な場合があります。
設定方法はソフトバンクの公式サイトに流れが解説してありますので、そちらをご参照ください。
→iPhoneのソフトバンクWi-Fiスポット利用設定はこちら
→AndroidのソフトバンクWi-Fiスポット利用設定はこちら
ソフトバンクWi-Fiスポットの利用料金について
ソフトバンクWi-Fiスポットは、月額467円のオプションサービスを申し込むことで使えるようになります。
ただし、ソフトバンクの対象データプランに加入していれば、この月額使用料が永年無料となります。
ソフトバンクWi-Fiスポットにおいて、無料対象となる定額制データプランは以下の通りです。
「データプランメリハリ」「データプランミニフィット」「データプラン50GB+」「データプランミニ」「データプラン1GB(スマホ)」「データプラン1GB(ケータイ)」「データプラン100MB」「データ定額 50GBプラス/ミニモンスター」「データ定額スマホデビュー」「データ定額ミニ 1GB/2GB」「データ定額 5GB/20GB/30GB/50GB」「データ定額(おてがるプラン専用)」「データ定額パック・標準(8)/大容量(10)~(30)」「パケットし放題フラット for 4G LTE」「パケットし放題フラット for 4G」「パケットし放題フラット」「パケットし放題フラット for スマートフォン」「パケットし放題MAX for スマートフォン」「(iPad 専用)データ定額プラン」「(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン」「(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE」「(タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G」
対象プランをざっとみる限り、ここ数年内に契約プランを変更している方はほとんど対象と言ってよさそうです。
また、これらの対象プランを契約して新規契約または機種変更する時は自動申し込みされますので、ほとんどのソフトバンクユーザーがすぐに使える契約状態ではないかと考えられます。
ただ、もし、「ソフトバンクWi-Fiスポット」を契約しているかどうか気になる場合はは、My SoftBankなどへアクセスしてご確認ください。
ちなみに、上記以外の料金プランに加入中の場合は、申し込みから最初の2年間は無料で利用できますが、無料期間を終えると月額467円の利用料金が請求されますのでご注意ください。
ソフトバンクWi-Fiスポットのエリアを調べたい
ソフトバンクWi-Fiスポットは、かなり広範囲で提供されています。
最寄りのWi-Fiスポットを調べる方法としては、ウェブで確認する方法・アプリで確認する方法の2通りあります。
ウェブで確認する方法
ウェブでソフトバンクWi-Fiスポットを探す場合はこちらへアクセスして、最寄りのスポットを探すことができます。
該当のURLを開くと、まず目にとまるのがキーワードやカテゴリからスポットを探す方法です。
ここでは、お店のブランド名(マクドナルド、スターバックスなど)や地域名(港区など)を入力し、広範囲で探すことができます。
ちなみに、「スターバックス 東新橋」のように、店舗と地域名からダイレクトに探すこともできるので便利です。
ほかにも、日本地図から全国の地域を選択して地域を絞り込んで探す方法や、地図上から視覚的に探していく方法もあります。
いずれかやりやすい方法で、Wi-Fiを利用したいスポットを探していきましょう。
アプリで確認する方法
また、iPhoneユーザーであればソフトバンクWi-Fiスポットを専用アプリから探すことができます。
「App Store」の検索欄で「ソフトバンクWi-Fiスポット」と調べると、一番上に白いお父さん犬がアイコンの「ソフトバンクWi-Fiスポット」というアプリが表示されます。
このアプリをインストールすると、iPhoneの位置情報と連動して現在地周辺のソフトバンクWi-Fiスポットを調べることができます。
はじめて訪れる場所や、緊急でWi-Fiを必要とする場合にとても便利です。
または、急を要さずとも事前にアプリをインストールして、自宅やよく利用する場所の最寄りWi-Fiスポットをあらかじめ調べておき、万が一の事態に備えておくのも良いかもしれません。
他社ユーザーはソフトバンクWi-Fiスポット(EX)に加入すれば利用可能
ソフトバンクWi-Fiスポットはソフトバンクユーザーであればかんたんに・無料で利用できますが、一方、ソフトバンク以外のユーザーでも利用できるのか?というのは気になるところです。
結論から言うと、ソフトバンク以外のユーザーはソフトバンクWi-Fiスポット(EX)という有料サービスに加入すれば使うことができます。
しかし、問題はその料金です。
ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)は1日あたり467円(税抜き)で利用することができます。
もし1ヶ月間、毎日利用すれば、およそ16,000円(税込み)もかかります。
確かに、ありがたいサービスではあるものの、それなら他の無料Wi-Fiスポットを探した方が費用もかからず手間も少ないので便利かもしれません。
ですから、ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)はおすすめのサービスだ!とは言い難いところです。
ただ、災害や緊急時など、万が一の事態に備えてそういったサービスもあるんだというところだけは抑えておきたいですね。
ソフトバンクWi-Fiスポットをフル活用して料金プランをお得に使う
さて、今回はソフトバンクWi-Fiスポットについて確認してきました。
先述した通り、近くのWi-Fiスポットを探してみると、案外、多くの場所で対応しています。
例えば、外出先でよく出かける場所が対応エリアなら、Wi-Fiスポットをうまく活用し、現在契約中の料金プランを見直してみるということもできそうです。
現在、ソフトバンクでは「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」が主なスマホ向けプランとして提供されています。
一例として、現在メリハリプラン(またはウルトラギガモンスター+)を契約している場合、Wi-Fiのフル活用でデータ使用量を抑えて、ミニフィットプランへ切り替えることで月額使用料を安くするということも決して不可能ではありません。
ポイントは、普段使っているモバイルデータ通信量を、どれくらいWi-Fi環境に持っていけるか?という点です。
さらに、自宅などにおいてソフトバンク光の活用も忘れてはいけません。
ソフトバンク光は、NTT東西が提供するフレッツ光の環境を用いたソフトバンクの固定インターネットサービスです。
速度や繋がりやすさが安定しているのが良いところです。
ソフトバンク光とソフトバンクスマホをセットで利用すると、おうち割 光セットによりソフトバンクの基本料金をぐっと割引できます。
例えば、先ほどのメリハリプラン・ミニフィットプランであれば毎月1,000円割引です。
外ではソフトバンクWi-Fiスポット、うちではソフトバンク光をフル活用して、少しでもお得に使っていきたいものです。