ソフトバンクで利用されているポイントプログラムは、Tポイントです。
ドコモではdポイント、auではau WALLETポイントと、それぞれのポイントシステムでお得さを競いあっている状態です。
ワイモバイルの場合、ソフトバンクのサブブランドという立ち位置ではあるものの、別の角度からみればMVNO・格安SIM事業者とみることもできるため、大手キャリアほどにはポイントプログラムに対して熱心であるとは言えません。
事実、ワイモバイルの利用料金に対してTポイントが付与されることはなく、ワイモバイルを利用したからといって、すぐにTポイントがお得になるというものではありません。
しかし、ヤフーとの連携が強化されることで、使い方によってはワイモバイルユーザーもTポイントを効率よくためていくことができるのも事実なので、より多くのTポイントがためられる方法を、他社ポイントサービスと合わせながら考えていきたいと思います。
目次
ドコモのdポイントはローソン・マクドナルドを中心に展開
ドコモで採用されている独自のポイントプログラムdポイントは、ドコモ利用に対してポイントが貯まるほかに、外部利用時のポイント付与としてローソンやマクドナルドでの買い物の際に追加付与してもらうことができたり、さらに電子決済の「iD」を利用することにより3%の割引をするなど、非常にお得なシステムになっています。
さらには独自のクレジットカードサービス「dカード GOLD」を利用しているユーザーに対してはドコモ利用金額に対して10%のポイント還元を用意するなど、総合的な利用に非常に強くなっています。
しかしその反面、まだまだ無条件でポイント付与してもらえる場所が少なく、近場にローソンがないとか、マクドナルドにはあまり行かないというユーザーの場合には、メリットが最小限しかないため、これからの展開が急務と言えます。
最大手キャリアであるドコモのdポイントに対して、au WALLETポイントやTポイントに付け入るスキがあるとすれば、そういう部分ではないかと思われます。
au WALLETポイントは独自のプリペイド/クレジットカードで展開
auはまたドコモとはまったく異なるアプローチでポイントシステムを構築しています。
クレジットカードばかりでなく、プリペイドカードとしてのau WALLETカードも用意し、ユーザーが加入しやすくハードルを下げることにより、多くのauユーザーにau WALLETプリペイドカード/au WALLETカードを訴求しやすくしています。
総務省からの規制によってキャッシュバックができなくなったあとには、au WALLETポイントをうまく活用したユーザー還元へと切り替えていることもあり、auユーザーとしてはそれこそau WALLETのシステム自体は必須となってはいるものの、外部で貯めることができる場面がまだまだ限られていますので、使い勝手がいい、と言えるほどではないようです。
ソフトバンクのTポイントはCCC提携のプログラム
Tポイントはもともと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が提供しているポイントサービスなのですが、CCCとヤフージャパンとの提携によって、ソフトバンクでもTポイントがメインのポイントプログラムとして利用されるようになりました。
コンビニエンスストアでいえば、ドコモのdポイントがローソンと提携しているのに対して、Tポイントはファミリーマートが提携しているため、どちらのコンビニによく行くのかで貯めやすいポイントが変わってきますし、逆にTポイントカードをもし所有しているのであれば、ファミリーマートに足を運んだ方がいい、ということになります。
また、ソフトバンクグループであるヤフージャパンによるTポイントの訴求力が強く、それがそのままワイモバイルにも大きな影響を与えている形となっています。
ワイモバイルでTポイントを活用
ワイモバイルユーザーが最大限にTポイントを貯めていきたいと考えた場合には、やはり楽天やアマゾンではなくヤフーショッピングを利用するという方法が最も効果的で、通常のポイント付与にプラスして、ヤフープレミアムの利用特典が加わり、合計で5倍のポイント付与が行われます。
これだけでもかなりお得といえますが、さらにここから上乗せがあります。
一つは、Enjoyパックの利用をした場合で、この場合さらに+5倍となりますので合計10倍、そしてさらに、ヤフージャパンカードを利用するとさらに+2倍、合計最大12倍のポイント付与という、驚きのポイント還元率となってしまいます。
これを利用しない手はありません。関連記事:Enjoyパックを最大限活用する
ワイモバイルを利用しつつ、ヤフーショッピングにおいて最大限にポイント獲得をし、お得なTポイントライフを送りましょう。