ワイモバイルの、家族回線に対する割引「家族割引サービス」を紹介します。
元々格安のワイモバイルですが、1回線だけで利用するのではなく、便利と思ったら家族の回線も巻き込んで利用するとよりお得です。
ワイモバイルの家族割引サービスはどのようなメリットがあるのか、他社MVNOやドコモ、auなど大手キャリアにはどういう家族割引があるのかなども合わせて、考えていきます。
また、家族割引サービスを理解したら、同時に実施されている「家族のスマホまとめてキャンペーン」もしっかり活用しましょう。
ワイモバイルの家族割引サービス
ワイモバイルの家族割引サービスは、家族で利用する回線を指定の料金プランで新規契約することで、基本使用料が毎月500円割引される非常にお得なサービスです。
最大9回線まで割引が適用されるので、仮に家族全員分を契約したとしても、よほどの大家族でない限り全員割引適用させることができます。
さらに、もし利用するプランが「ケータイプラン」の場合は、基本使用料月額1381円が全額無料になるというお得ぶりです。
例えば、通常スマホプランSで利用する場合、一年間はイチキュッパ割が適用され月額1980円ですが、二年目以降が2980円となります。
ここに家族割引サービスを適用させると、一年目が500円引きの1480円、二年目以降は2480円となります。
年間6000円通常よりも安くなるため、長期で利用すると家族割引サービスを利用するかしないかで、それなりに大きな金額が変わってきます。
そしてこれが複数回線になるとなおさらです。
大手キャリアの家族割、ファミリー割引でもそうですが、基本的に家族割引がある場合には、活用した方が確実にお得になるようになっているわけですね。
もし家族で他社に分散している回線があるのなら、同じキャリア、ここではワイモバイルにまとめた方がよりお得です。
ワイモバイルの家族割引サービスのデメリット
基本的にメリットばかりがクローズアップされる家族割引サービスですが、利用していく中でなんらかのデメリットはないのでしょうか。契約したあとに、落とし穴があると困ると思いますので、そういう側面から確認するのも大切だと思います。
ただ、家族割引サービスに関しては、基本的に最初の1回線をフックに、さらに多くの回線をワイモバイルで契約してもらうための割引サービスでもあるので、落とし穴やデメリットは基本的に存在しません。
注意点、ということであれば、既存のワイモバイル契約回線では、後付けで家族割引サービスの申し込みができないという点がありますので、新規契約時に必ず家族割引サービスの利用は設定しておく必要があります。
さらに、基本となる1回線目が解約してしまったりした場合には、当然副回線側の家族割引サービスも終了ししてしまうため、もし同時にワイモバイルを利用開始するのであれば、解約する可能性が低い回線を代表回線にしておくのが無難です。
そうした点にだけ気を付ければ、家族割引サービスは確実に、利用できるのであれば積極的に利用した方がいいと言えます。
ワイモバイル・家族割引サービスの申し込み方法
ワイモバイルの家族割引サービスは、新規契約と同時申し込みが必要となりますので、ワイモバイルショップ、取扱店、オンラインストアで手続きが可能となっています。
オンラインで完了する分に関してはわざわざショップに出向く必要はありませんので、いつでも好きな時に待ち時間なく手続きすることができるワイモバイルオンラインストアを有効活用しましょう。
大手キャリアの家族割引との違い
ドコモ、au、ソフトバンクでは当然のように、かなり以前から家族回線に対する割引サービスは提供されています。
細かく内容を変えながら現在も提供されている家族割引ですが、基本となる家族間の割引として「家族間通話無料」が共通して長らく提供されています。
やはり通話を最も多く利用する可能性が高いのは家族なので、家族間無料はニーズの高い割引サービスでもあります。
ただワイモバイルでは、家族割引サービスの特典は副回線の500円割引のみで、家族間の通話無料などは採用されていません。
とはいえ、スマホプランでは基本的に10分かけ放題が標準でついているため、「家族でよく長電話をする」というケース以外は特に問題はないものと思われます。
MVNOの家族割引
大手キャリアとワイモバイルでは元々内容に大きな違いがあるため、ある種競合しにくい部分もありますが、他社MVNO、特にauのサブブランドであるUQモバイルとワイモバイルは料金プラン等、かなり内容が酷似しています。
そのため、家族割引の有無も非常に重要なポイントになってくるわけですが、UQモバイルには「UQ家族割」があり、内容はワイモバイルとほぼ同一です。
そのほかの一般的な格安SIMには家族割引は比較的少なく、あったとしてもシステム自体がワイモバイルとはかなり異なることが多いため、競合しにくいと言えます。いずれにしてもワイモバイルに家族割があることで不利になることはありません。
まだワイモバイルを利用していない場合も、1回線目を既に所有の場合も、家族回線分の追加を前向きに検討してみたいところです。