ワイモバイルから8月10日の発売が発表されたシンプルケータイ「Simply(シンプリー)」は、まさに電話をするための電話機で、現在のスマートフォン全盛の世の中にあって、逆に異色を放つ新機種となっています。
誰もが当たり前にスマホやiPhoneを持っていると思っている中で、さっとスマートにSimplyを取り出すと、あるいは注目の的かもしれません。
機能性を重視する場合にも本当にシンプルな電話機として利用することができますので非常に便利です。
今回はそんな、ワイモバイルのSimplyに注目してみたいと思います。
Simplyの主なスペック
ワイモバイルから8月に発売される2017年夏モデル新機種「Simply(シンプリー)」は、「The 電話」をコンセプトとして作られた、とにかくシンプルで持ちやすい、ストレートタイプのケータイです。
右を見ても左を見てもスマホやiPhoneばかりの現在、こうした電話専用ケータイはかなり影が薄くなってしまいましたが、実はまだまだ電話のみで十分、という層はある一定数存在しているわけです。
むしろ、スマホに標準搭載されているインターネット機能などは一切利用しないというユーザーも存在しているわけで、そうしたユーザーにはSimplyのようなケータイの方がはるかに向いています。
ケータイといえば、主流だったのは折りたたみ型ですが、当時も根強い人気があったのがストレート型が今回Simplyでは採用されています。過去に折りたたみ型しか使ったことがなかったとしても、スマホの普及によってストレート型に対する抵抗はそれほどないのではないかと思います。逆に使ってみたら使いやすかった、という人も多いと思われます。
簡単ですが主なスペックとしては以下の通りです。
最大通信速度(下り/上り) | 112.5Mbps/37.5Mbps |
ディスプレー | 約2.4インチ クォーターVGA(320×240ドット) TFT液晶(最大65,536色) |
モバイルカメラ(画素数/タイプ) | 有効画素数約200万画素/CMOS |
外部メモリー/推奨容量 | microSDHCカード(別売)/最大32GB |
電池容量 | 1,770mAh |
カラーバリエーション | レッド、ホワイト、ダークブルー |
VoLTEに対応しているSimply
Simplyの特徴の一つとして、ケータイでありながらVoLTEに対応しているという点が挙げられます。
VoLTEはFDD-LTEのエリアで利用することができ、対応機種同士であれば高品質でクリアな通話をすることもできますし、繋がりもかなり速くなります。
また、HD Voice(3G)にも対応しています。
こうした点、「電話」に特化しているということが見て取れますね。
Simplyのその他特徴
Simplyは、シンプルなそのボディから、重量もかなり削られており、約115gと薄くて軽く作られています。持ちやすく、加えて快適な操作性を実現するための「テラスシェイプキー」が採用されています。
電池容量は1770mAhと、スマートフォンと比べればかなり容量自体は少ないですが、ケータイとしては十分すぎる電池容量と言えます。消費が少ない分長持ちします。
また、赤外線やSDカードにも対応しており、電話帳などのデータ移行も簡単です。
ストレートタイプがほしいならぜひ手に入れたいケータイ
とにかく、Simplyの特徴はそのデザインです。
ストレートタイプのケータイは、例えばauのINFOBARを代表として、まだまだ人気を維持しています。
スマートフォンはデザインが似たり寄ったりで飽きてしまった、という人にとっても、独自性のあるデザインのケータイとして、所有しておきたい一台といえるのではないでしょうか。
この夏の楽しみとして検討しておくといいかもしれません。
参考:ワイモバイルのメリットを詳細まで理解する